つぶやきには長い2
前に、「あなたが人の話をするときにうれしそうに話すのが好き」って言われたことがあって、わたし多分その人のこと一生忘れないと思う。そんなふうなことを意識して話をしていたわけじゃなかったけれど、そうやって言ってもらってうれしかったから、そうありたいと思った。ずっと大切にしている言葉。人から言われてうれしかったことは、自分の中で無意識にでも大事にしたいと思っていたことで、わたしのそういうのに気付いてくれる人は、わたしのことよく見ていてくれていて、わたしのこと知ろうとしてくれていて、そうやって外からは見えない奥の奥のことを褒めてくれるのって、なんて有難いんだろう。わたしは外見を褒められるのもだーいすきだけど、そうじゃない人もいるし、わたしがいいと思うことを本人はいいと思っていないこともあるから、簡単には変えられなかったり、すぐには隠せなかったりするもののことを褒めるのは避けたほうがいいのかな。ともあれ、「人の話をするときにうれしそうに話すのが好き」なんて褒め方をしてくれた人は後にも先にもいなかったものだから、それはそれは特別で、ずっと大切に覚えているんだ。わたしは大好きな人のことは、数打ち当たれマインドでマシンガン褒めしてしまうところがあるから、もっとよく観察して、分析して、噛み砕いて、自分の感性と言葉をもって、なんかもっとこう気の利いた褒め方をできるようになりたいよ。「人の話をするときにうれしそうに話すのが好き」みたいにさ。
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