【ETロボコン2024】新卒メンバーで出場してみた! Vol.2
前回に引き続き、【ETロボコン2024】に参加した様子をうかがっていきます。大会内を通じての成長や、新人だからこその考え方など、ぜひご覧ください!
-今回の研修を通して学んだことや、身についたことを教えてください。
市村
業務の進め方やタスクの進め方が、最初は分からなかったが、研修が進むにあたってだんだんと成長することができた。
レスアン
チームの設計、プログラミングの重要性です。
齋藤
チームで一つのものを作る時のコミュニケ―ションの大切さ、知らない知識も多いので学習の大切さ
吉光
設計から評価まですべてできて、開発の力
自分だけでなく開発はみんなでやる、コミュニケーションをとって、他の人の動きを知ることです。
-なにか印象に残っている出来事やエピソードはありますか?
吉光
ロボットの走行が2回あったんですが、予定としては一回目に普通に走らせ、二回目で速度を速めていく予定だったんですが、実際は一回目の時点でコースアウトをしてしまいました。そこで2回目の走行を安定して走らせるか、チャレンジするかでメンバー全員ですごく迷いました。そして話し合いの結果、チャレンジし、無事成功することができたのは今でもすごく印象に残っています。
レスアン
それ以外だとチーム内でのコミュニケーションがたくさんとれたことです。仲がいいのもあって、すごく話しやすかったのが印象的に残ってます。「自分はこう考えてるんだけどどう?」とか困ったことがあればすぐほかの人とも相談してアドバイスもらったりっていうことがよくありました。
市村
ロボコン自体が設計と競技で評価されるが、設計の方で自分たちが作ったモデルがランキング3位になってすごく悔しかったのを覚えています。
齋藤
作業で自分が分からないことはみんな嫌がらずに教えてくれるので、やりやすかったです。このチームでよかったと思います。
鳴海
今回、一回目の走行時にコースアウトしてしまい、メンバー間で話し合い結果として、チャレンジすることを選んだ4人ですが、人って大人になるにつれて安全な道を選びがちになると思うんですよ。その中で挑戦するという道を選んだメンバーに僕も非常に感銘を受けました!
-もしも、もう一度ロボコンに出場するとしたらやっておきたいことはありますか?
吉光
設計の知識をもう少しつけてからまた挑戦したいです。制御の難しいことをもう少しやりたい制御で今回難しかった部分をもっと深堀りしていきたいです。
市村
競技で出来なかったところや足りないところを洗い出して反省会をして活かしていきたいです。
ー今後に活かせる学びも多かったんじゃないですか?
市村
そうですね!技術的なところもそうですし、ドキュメント、プログラム、誰が見ても分かりやすいようなコード作成をやっていきたいと改めて思いました。
齋藤
それでいうと僕はコミュニケーションをとる際にできるだけ相手の立場にたって分かりやすいように図やデータを使って分かるように話すことを心掛けていました。
レスアン
僕は問題が発生しても慌てることが減りました(笑)例えば、ロボットの動作確認をした際、設計した通りに動かないこともあります。そういった時もなぜそうなったのかを分析していく力が付きました。
-ずばり今回の出場した結果を教えてください!
市村
モデル審査部門競技で使用したプログラムの設計を評価するモデル審査部門の結果は
5チーム中3位でした...!!
自信があっただけに、とても悔しい結果となってしまいました。
ただ、保守性に優れた設計であることを表彰する"IPA賞"を受賞できました!!!
実際に、保守性や拡張性、汎用性が良くなるように設計をし、そこが評価されてとても嬉しく思っています。
レスアン
競技部門実際に走行体を動かしポイントを競う競技部門の結果はなんと5チーム中1位でした!!!!!
ゴールできた瞬間はすごい達成感と満足感でいっぱいになりました。
吉光
そして総合結果モデル審査と競技をあわせた結果は5チーム中2位という結果でした。
総合順位1位を狙っていたのでとても悔しかったです。
鳴海
実は、過去4回出場の中で社内でも最高順位でした!
-それでは新人研修を通しての感想を教えてください!
齋藤
新人研修はとても学びがあり、いい経験になりました。チームで一つの物を完成させるためにコミュニケーションの重要性や、要件定義・実装・評価までの行うときに、知らない知識があり学習の大切さを実感しました。今後部署配属後もETロボコンで学んだことを活かして頑張っていきたいです。
レスアン
新人研修でETロボコンに参加し、非常に充実した経験となりました。チームと協力して、ロボットを開発する過程でチームワークや設計・プログラミングの重要性を強く実感しました。そして、チームメンバーとコミュニケーション能力が向上し、職場環境にも順応できるようになりました。今後の成長に向けて、研修で得た知識を活かして行きたいと思います。
市村
新人教育を通して、業務の進め方や会話の重要性など様々なことを学ぶことができました。失敗・後悔した経験や成果が出せた経験を生かして配属されてからも精進していきます。
吉光
この新人研修はとても充実した内容だったと思います。要件定義~実装・評価までの流れを全員でかかわることができました。れぞれの工程で大変だったことは多くありますが、それよりも学びえることが多くあったので、とてもいい経験になりました。大会本番でも、「挑戦」することを選んでの競技1位獲得なので、よかったです。
部署配属後もこの経験を活かして、先輩方と積極的にコミュニケーションをとりながら成長していきたいです。
-最後に教育担当の鳴海さんから晴れて教育チームから巣立っていく4名に一言お願いします!
鳴海
学生から、いきなり社会人になり、今後も何か悩むこともあるかもしれないがそんな時に『ロボコン』を通じて学んだこと、技術的な経験はもちろん・自分で目標、目的を定めてそこに向かって真っすぐに進んでいく熱意・結果を振り返って次どうするか検討して取り組むという、これからの社会人生活で必要になる大事なスキルを経験、習得できたと思います。今回の経験を是非、今後に活かしていってほしいと思います!!
みなさんありがとうございました♪
研修でもただ業務を覚えていくだけではなく、楽しみながらスキルを身に着け、実践を交えて自分たちで考える機会を作り、そこで出た課題をもとにトライアンドエラーを繰り返していく。
型にはまらない研修だからこそ北都システムは生きたスキルが身に着けることが可能です!
ここで終えるはずだったのですが…
実は、インタビュー後に全国大会行きがなんと決定しました!!!
出場理由は、(おそらく)全地区の中でも上位の成績を収めたチームからの選抜という形になります。
北都としては初の全国大会!すでにOJT期間に入っており、新人たちは業務の合間に全国へ向けた調整を行いました。すでにグループに配属されているため全員揃って準備する期間がない状況でしたが、弱音を吐かず最後までやり遂げました!!
今年の全国大会は11月に「パシフィコ横浜」で行われました。
全国大会においてもRコースとLコースの計2回走行します。
前半戦(Rコース)はWi-Fiの接続トラブルに見舞われ、結果は完走できず…
後半戦(Lコース)に期待です!!
緊張の中、後半戦(Lコース)がスタートしました!!
ライントレースは完走したものの、ブロック運搬が上手くいかず途中リタイアという結果でした。
Rコースよりポイント高かったです!!
全国大会の結果は…
結果としては30チーム中15位でした!
完走できていれば10位以内には入れていたため、残念ではあります。
初の全国大会出場、そこで経験できたことを次の後輩たちへ伝え、今後入社してくる後輩に上位入賞の目標を達成してもらいたいと思います!!!
本腰を入れて調整できない中、お疲れ様でした!!!
※この記事は2023年1月17日に投稿されたものです。