炎上系YouTuberが勧める!ハイブリッドキャリアの”安心安全な”歩み方~自由なキャリアを得るための5つの秘訣~【図鑑Vol.7 勝又健太】
ハイブリッドサラリーマンクラブ通称”HSC”、広報部の”さき”、”じゅんいち”です。
世の中を引っ張るハイブリッドなビジネスパーソンの図鑑をつくるべく、取材を敢行する私たち。
これまでも毎年全国1500店舗以上食べ歩くIT社長や、ベンチャー企業でも働く外資系コンサルタントなど、さまざまな方にお話を聞いてきました!
今回も、エンジニア界隈で名を馳せるエンジニアとしての活動はもちろん、YouTuberやオンラインサロン運営者としての顔を持つ、ハイブリッドな働き方を体現するリーダーに取材をしてきました!(*取材は2月に行いました)
フリーランスエンジニアとして積極的に情報を発信されている勝又健太さん
オンラインサロン(「雑食系エンジニアサロン」)運営
YouTube(登録者数5万超「雑食系エンジニアTV」)
時間や場所に捉われない働き方をしたい!
誰しもが一度は思いますが、なかなか難しいのが現実。。
なぜ勝又さんは自由なキャリアを掴むことができたのか。
さっそくですが、その秘訣を教えてください!
《秘訣1》期待値の高い選択を!
(勝又さん) 期待値の高い選択をするということが大事です。
イメージしやすいように、自分自身のキャリアの選択を大学受験に置き換えてみてください。
東京大学合格を目指すことに決めると、
他の大学を目指す人よりも勉強時間が多くなり、目の前の自由な時間は減っていきますよね。
しかし、他の大学を卒業するよりも、東京大学を卒業した方が卒業後の選択肢が増えて、将来の期待値は高くなる。
“今は大変だけど力がつく道”を取るか、”目先の楽さを取った妥協した道”を取るかという選択があるなら、たとえ苦しくても将来的に得られるリターンが高い選択をするべきです。
同じことがエンジニアのキャリア選択でも言えます。
大変だけど将来的な期待値の高いWebエンジニアを目指す選択と、
WordPressなどの案件をこなし目先のお金を稼ぐことに走る選択があります。
先ほどの大学受験の例で言えば、まずは、高年収で社会的需要が高く将来的なリターンが期待できるWebエンジニアになることを目指すべきです。
Webエンジニアを選択してからも、自分が快適だと感じるコンフォートゾーンから出て、学ぶよりその現場に飛び込む、習うより慣れろが大事です。
(さき:そっかあ。じゃあハイブリッドキャリアも目先の利益より期待値の高い方を選択すべきなんだ…!)
《秘訣2》ハイブリッドキャリアの第一歩は本業で突き抜けろ!そしてその過程を発信せよ!
ハイブリッドキャリアをこれから始めようと考えている方には、むしろ”まずは本業で地を固める(結果を出す)こと”が重要だと考えています。
本業の分野で、
「この人のレベルになりたいな!」
と思われるくらいキャリアやスキルを積み重ねることができれば、
それは世の中にも広くニーズがあるものです。
その過程で自分が困ったことは自分自身が一番よく分かっていますし、同じように困っている人は多いので、発信する上でニーズを外さないんですよね。
ただ、私がWebエンジニアとしてオンラインサロンやYouTubeでの発信も行っているように、多くの場合その分野の先駆者がいます。
そうすると、その人と同じことをやっても多分響きません。
その時に重要なことは、軸をずらすこと。
例えば、トップの人が「エンジニア」として発信しているのであれば、「iOSエンジニア」にずらしてみたりしていかないと、先駆者たちは超えられないと思いますね!
(じゅんいち:軸ずらしの為に本業にコミットしつつ、色々やってみることが大事なのかあ。バランスよくできるかな…)
《秘訣3》思いっきり遊ぶことでハイブリッドキャリアの種を見つけよ!
こうして本業で成果を出すことができれば収入も上がり、好きなことに打ち込む時間も増え、プライベートで思いっきり楽しむことができるようになります!
僕の場合、ストリートダンスに10年間フルコミット(平均週5日練習)したり、深夜のクラブに年間200日通ってナンパ活動しまくってみたり、家賃25万円のセカンドハウスを借りて毎週末パーティを開いたり(笑)
すると、その多動の果てに何か引っかかるチャレンジが見つかることもあります。
それがハイブリッドキャリアの種になるかもしれません。
本業が忙しすぎるとそういったことはなかなかできないですが、
Webエンジニアは非常に環境が良くて、仕事ができると自由な時間を多く取ることができます。
僕が多動できた背景はWebエンジニアだったこともあると思いますね。
(さき:遊びの中にハイブリッドキャリアのヒントがあるんだ...!実際にやりたいことが見つかってきたらどうやって取り組めばいいんだろう。)
《秘訣4》まずは3ヶ月、暗闇に石を投げ続けよう
まずは、自分のやりたいことや実践していることをアウトプットしながら発信し、「市場の反応を見ること」です。
頭の中で考えているだけだと、自分にどんな価値があるのかも分かりません。
最初は、YouTubeもTwitterも反応なんてありませんが、
大事なポイントは、くじけず「暗闇に石を投げ続けること」です。
まずは3ヶ月小さいアウトプットを続けて頑張ること。
(じゅんいち:頭ではわかっているけど実際できなそう汗)
《秘訣5》モチベーションを保つには小さいサイクルを回し続けろ!
そうですよね。実は、私は小説を書いていたんですけど3ヶ月でやめました(笑)
特に長編小説を書こうとしていたので上手くいきませんでした。
だから、何かを始める時に大きく始めようとするのはやめた方が良いですね。
今私自身は、YouTubeは5分程度の動画を週に約7本アップしていますが、そのスタイルが小さいサイクルに当てはまっていました。
何かを頑張る時、1ヶ月頑張ろうは短過ぎるし、半年は少し長過ぎる。。
ですので始めの目標は、小さいサイクルを意識して3ヶ月間頑張ってみることですね。
【編集後記】
今回のインタビューは、既にハイブリッドキャリアを始めようと考えている方、まだ漠然とした悩みを抱え動けていない方にも非常に勉強になったと思います!
エンジニアはもちろん、自分の実績を溜め、難しい道にチャレンジしていく重要性などは他の業種の方にも必要な考え方だと感じました。
勝又さんは10月に本を出版されるそうで、こうした考え方がより深く知れそうですね!
もしハイブリッドな働き方をしたい!している人と交流したいと思ってくださった方は、下記のページをクリックしてみてください。
学びだけでなく、テニスなどのオフライン交流、テーマを設けたオンライン交流などもあり、皆で楽しくやっています。
皆さんの参加を是非お待ちしています
《番外編》勝又さんが選ぶ!ビジネス書2冊
勝又さんは日ごろから数多くの本を読まれているそうです。
そんな中で今回、オススメとして挙げてくださったのは、次の2冊!
①『具体と抽象』/細谷 功(ビジネスコンサルタント)
自分がなりたい人や成功者と呼ばれる人の行動から、思考パターンを抽象化して自分の職種や仕事に転用する重要性が分かりやすく書かれている本です。
②『マーケット感覚を身につけよう』/ちきりん(ブロガー)
キャリアを切り開くためには自分のスキルを市場の需要に合わせていく力が必要で、この本を読みマーケット感覚を身につけよう、とのことです。
【執筆者】
じゅんいち(清水 淳一)
さき
【編集者】
黒田 浩亮
【サムネイル】
たけうち
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