HSO認定アロマケア・セラピスト養成講座をやりたい!と言う話。
研究ノートですが、私の頭の中の具現化として、書かせて。
そして、読んで(笑)
アロマテラピー(芳香療法)は、五感を養生する自然療法です。その視点から、セルフケア、ホームケアによって、介護や療養を強いられている家族に『何かしてあげたい』と考えている方を対象に、どのように行っていけるか?を、ずっと試行錯誤しています。
短い期間で簡単にできるほうが好まれる傾向があることは百も承知です。
マルグリッド・モーリーがトリートメント法を導入したのも、より簡単に、より継続しやすく、と試行錯誤した結果なのだと、一周回って、私もそう思います。
そんなこんなで、まだ試行錯誤はしていますが、以下のようなシラバスでスキルアップも可能な構成で考えてみました。難しすぎて途中脱落も可能(?)
でも、IFAのティーチャートレーニングで教わったように、脱落させない指導も心がけています。今度、TTの話も書くべきかな?
IFAのTTを受講していて、なぜIFAの資格授与する学校にしないのかと言われれば、正直、ニーズがないからです。認定校であるための基準を保つ費用と資格を必要とする人のバランスが取れないので、それならば、肩書きではなく実力をつけていただこう。と言う理由です。そこはビジネスなので!
ちなみに、私が想定している入門は、アロマテラピーもメディカルハーブも自然療法もまったく始めて触れる方から、園芸や料理としてのハーブは分かる。スーパーで売ってるティーバッグのハーブティーを飲んでいる。精油を買って芳香浴をしている。アロマテラピー専門店の化粧品や日用品を買っている。なんとなくオーガニックの方がいいと思っている。と言うような感じの方を想定しています。
そこから、もう少し勉強したいな。と、思われたら、初級になります。引率者や講師のアドバイスを受けながら、セルフケアや無償ボランティア活動に参加できるレベルまでを想定しています。
教養コースと言う意味は、学習する目的は、自分の教養または趣味としており、学んだことを活かして仕事に結びつけていこうと言うことではないと言う意味です。
オルカのスクールでは、自分で考える力を養うことが全体を通した目標です。
アロマテラピーは、そもそもホリスティックに考える必要があるので、あらゆる角度から考察し、それでも『正解』と言うものが分かりにくいと思います。
単離成分の薬効を考えるようなものではないので、1対1に紐づくことはないと考えて差し支えないでしょう。
また、嗅覚のメカニズムの研究は、ここ十数年の間の出来事であり、今後も新たな事実が認められていくかもしれません。
視野は、ミクロにもマクロにも同時に向ける必要があります。
それでも、一緒に学んでいこうと思っていただけると嬉しいです。
2023年の4月から月に一度の「緑の薬箱・グリーンレメディーズ」の受講生の募集をしています。教材を配送する形でのオンライン受講が可能です。
実は、今年、「さかど市民塾」と言う公民館活動に企画を出して通っているので、対面でこの講座行っております。いつパンデミックで公民館使用中止になってもいいように、パンデミック前のテキストをオンライン可能な状態に作り替えたりもしているので、オンデマンド受講も考えたのですが、オンラインであったとしてもライブで随時質問可能と言うほうが、受講生のモチベーションは上がると、体感しているので、入門、初級レベルであればこそ、オンライン学習で進めたいと思います。どうしても対面と言う人は、来期の公民館活動もこれのライト版を出していますが、公民館活動とは講座の時間には差がありますので、オルカスクールの方が充実した内容になります。
詳細は、シミュレーション中なのですが、年内にしっかりと決めます。
このほか、「介護に活かすアロマテラピー」を3月末か4月ごろ、イベントワークショップとして「親子でアロマとタッチケア」を夏休み前半ごろに行いたいと考えています。
パンデミックの状況と、実父の抗がん剤治療の入退院のスケジュールなど頭の痛いハードルがありますが、それ以外の不足の事態は発生しないで欲しいものです。
上級クラスの「ベーシック・マッサージ」のテキストは、書き換えなくてもアップデート分は喋ればいいかな?と、思うので、リクエストがあれば、スケジュールの調整次第かもしれません。
「アロマテラピー・ベーシック」は、以前は、AEAJのアロマ検定を受験したい人にも開いていたのですが、ロバ先生の『精油の安全性ガイド第二版』をベースに完全に書き換えることにしましたので、自分の中では来年の執筆候補になっています。
JAMHAのハーブ検定を受験したい人への対策講座は、検定用の市販テキストで、必要十分なのでこれもリクエストベースで可能です。ネット受験に切り替わって内容が変わったとか、難易度が変ったとか、理事長が変わってなんか変わったとか言う話は聞かないので、多分問題ないのではないかと思います。
介護コースが一番勉強内容が多い設計ですが、実際に現場に入れる人になってほしいので、独立開業してもらえるようにたくさん学んでほしいのです。
医療従事者や介護士が、二足の草鞋を履くことは非常に困難であると、私は感じます。もちろん、重労働になる介護士さんから『アロマさんは楽でいいわね。』と言う声をかけられることもありますが、アロマさんは、アロマさんで、いただいた貴重な時間をしっかり使って、夜の徘徊や不穏が減れば、夜勤の人のサポートになるから!と、想って日中のケアをしています。
ちょこっとかじったアロマではないから、ひとりひとりの体質、体調、既往症を踏まえて、しっかりと効果の出せる濃度でアロマテラピーを行うことができるのです。
IFAは、忙しいスタッフさんが手軽に取り入れられるケアラーコースを、正会員の三分の一の内容と学費で作りましたが、やはり、二足の草鞋だと、どちらも疎かになるので、アロマテラピーに理解のある医療従事者、介護関係者のかたと一緒のチームメンバーとして、プロフェッショナルなアロマセラピストに、患者やご利用者様だけではなく、その施設全体、現場全体をケアさせてほしいので、それができる私(←笑)の後継者を育てたい!たぶん、後継者は、1号より優秀になるはずです(笑)
是非、オルカでの学習もご一考ください。
フォロー&いいね、コメントなどで応援してくだれば、気が向いて、仕事と研究の合間に、研究成果を書いていくと思います。
ただ、ヒトミシリーなので、気軽にお返事はできないかもしれません。
あらかじめご了承ください。