アロマテラピーに興味を持ったあなたへ。
はじめまして。
あなたは今、アロマテラピーに興味があってこのページを開きましたね?
では、質問です。
あなたが興味を持っているその「アロマテラピー」に何を期待していますか?
アロマテラピーに何を期待しているのか、つまり興味を持ったきっかけ、今こうして検索して記事に辿り着くまでの最初の動機です。
私は、難治で厄介な私自身の持病の化学物質過敏症による体調を、自分の思うように稼動させられない自分の身体、実際に痛い節々、曝露により止まらない咳、絶え間なく続く倦怠感と、それにより下がったQOLに対する怒りの感情、心の痛み、悲しみ、不甲斐なさ、情けなさと言った生きていく気力を奪う感情をコントロールし、「こんな体調でも出来る事」「こんな体調だからこそ出来る事」「こんな持病だからこそ、次世代の為にしなければならない事」を成し遂げ、天命をまっとうしたい。と言うのが学習の動機でした。
まぁ、最初からこんな体調だからこそ!とまで、前を向けたわけではありませんが、化学物質過敏症は、いわば環境依存の疾患なので、吸った空気に含まれている物質によって脳神経が影響を受けて体調が悪化しているならば、同じ経路を使って体が動く方向に持っていけないか?と言う自分にとっての死活問題で、アロマテラピーを学習し始めたので、人生を賭けるような強い動機かも知れず、強い動機があったからこそ、業界最難関の国際アロマセラピスト連盟(IFA)の学習過程を経て、試験に合格し、所属を維持しているのだと思います。
実は、電車の車内広告などで見かけるかも知れない『アロマ検定』は、暗記さえすれば、とりあえず安全に使用してもらえると言う入門者へのお手軽な試験です。アロマテラピーが有益な分野は多岐に渡る為、アロマテラピーに関して、世の中には、2、3日あるいは2、3ヶ月で資格を授与する事を謳う資格ビジネスも沢山ありますし、さらに商品の使い方だけで販売するビジネスもあります。
もちろん、多くの臨床と研究を重ねている人もいますが、医師、薬剤師、看護師などの国家資格の肩書を利用して、アロマテラピーとしては未熟な理論を展開している人もお見受けすると思っています。
かく言う私も、いくらIFAがこの業界最高峰の学習の難易度を誇っていても、認定を受けたばかりのひよっこの時には、生粋の日本人の暗記先行学習を身につけていてしまったので、こんなに混沌としているとは思いもよりませんでした。
そうこうしている間に、干支がクルッとひとまわり以上の時間がかかってしまいましたが、アロマテラピーと言うものは、自然科学の各分野を満遍なく学習しなければ真髄にたどり着けないものであると理解ができてきたのではないかと、それでもきっとまだまだゴールは遠いのだろうなぁ。と、考えているところです。
このマガジンに書いていく『アロマテラピー』は、「頭痛にはペパーミント」のような安易なものではありません。
その頭痛は、どのように痛み、原因はなんなのか?そこを深く探り、解剖生理学と心理学の両面からアプローチし、必要な薬理作用を探し出し、その結果で精油の選択をし、心身に過度な負担をかけない使用期間と使用方法を選択して利用していく事を想定した学習の入門に必要な知識をまとめていこうと思います。
本当に何も勉強したことがない。と言う方には、少し理解しにくいところもあるかもしれませんが、記事は有料にしますので、分かりにくい説明に対してはご質問にお応えしていきます。
なんとなく、ご興味を持っていただけるのは、既にどこかの団体に所属してアロマテラピーの分野で仕事をしている、または、していきたいと考えている方ばかりかもしれませんが、そうだったら、もっと論じるレベルを上げていきたいと思っています。
私は、現在も英国に本部のあるIFA(国際アロマセラピスト連盟)に所属をしていますが、団体が認定するアロマセラピストには、グローバルスタンダードとしてロバート・ティスランド氏とロドニー・ヤング氏の著作『精油の安全性ガイド 第2版』をガイドラインとしています。
精油はどれでも希釈は1%で、とか、飲用禁止とか、直接塗布禁止とか言うような決まりごとでは護られていません。どのような精油をどのように使用すると、どのようなリスクがあるのかを知った上で、各々が臨床を積んでいき、その臨床研究結果を業界に還元しろ!くらいの団体なので、他団体で認定を受け活動されている方、もうすでに世界的すぎて、どこの団体にも属していない、むしろ名誉会員のように様々な団体に所属していると言うような方のセミナーなどにも参加して見聞を広げて、所属団体にも還元せよ。と言うスタイルなので、既にIFAの養成校で受講した内容の丸暗記や受け売りでもありません。
情報の引用元がはっきりとしている場合には引用元を記載しますが、複数のセミナーを経て、自分の中で融合して出てきた「答え」や、どのセミナーに参加しても、同じことを説明される普遍的な理論などは、引用元の書きようがないので、文責は私に帰属する事とします。
このようなスタイルで教科書を作るつもりでこのマガジンを作っていこうと思っています。期待してくださる方は、マガジンをフォローしてお待ちください。
また、期待したい内容などありましたらコメント欄にてお知らせください。
期待してくださる方が多いほど、執筆に割く時間が増えると思います。
期待されてなかったら、他の仕事を優先しようかと(笑)
どうぞよろしくお願いします。
ココロもカラダもスピリットも、美しく健やかに。
IFA認定アロマセラピストのプライベートサロン&スクール
ヒーリングスペース オルカ