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自己啓発本の息抜きにはアウトローすぎたミステリー小説「向日葵の咲かない夏」(感想)

まえがき

ここ1ヶ月くらい、自己啓発本とライティング指南書を読み漁り、人間力とライティングの力を蓄えています。(このまとめは別で執筆中)
これらの合間に、全く別ジャンルを読んでみたいという欲求が出てまいりました。

何を読もうかと考えていたところ、ちょっとおしゃれなタイトルに惹かれ、メモをしていた「向日葵の咲かない夏 作:道尾秀介」に決めました。
ちなみに、いつ、どこで、どなたが、どういう理由で薦めていたのかも覚えていません、5W1Hほぼ欠如 笑

あらすじは以下。

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

あらすじを読んでもなにもわかりません笑
ただ、本のタイトルで検索するとミステリー小説らしいのです。
私の最後のミステリー小説なんて、小学生の頃のオリエント急行殺人事件くらいなので、大人になった?今、挑戦しました。
その結果、、、、タイトル通りです。

本文

内容に触れることができないので、簡単に読んだ感想をまとめてみます。
・夏というカラッとしたイメージに全くそぐわない、ジメッとした夏
・妙にリアルな描写があり、そこが少し読む人を選びそう
・状況描写に対する何とも言えない違和感
・その違和感の理由がわかってくると、これも、あれも、そうだったのかと読み直して気づくと時間が経っていた
・行間や状況描写を自分で補完しすぎると、ミスリードとかにがっつりハマる(これはミステリー全般に言えるか)
・オチとしては、超スッキリ!! という感じではない

あとがき

おそらく久しぶりにミステリー小説を読むにはハードルが高いというか、奇抜な作品でした笑
ただ、自己啓発本と使う頭が全然違うので、いい気分転換に。

後、自己啓発本は机でメモをしながらという読書スタイルになりがち。
ですが、小説は公園とかで気軽に読めるので、いつもと違う環境で本を読めるというのも良いところですね。

次の息抜きでは王道のミステリー小説も読んでみたいなと思い、何から手を付けようか悩んでおります、映画の原作とかが無難かな?
いつでもあなたのオススメを大募集しております!

では、次はきっとライブ感想になります、またぜひお付き合いください!

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