【詩】
想い出たちは時々
重い扉を開け
ここにやってくる
そしてお喋りを始める
静かにささやくように
秋の夜は長い
きみたちはいつもより
早くやったきた
今夜のお話…
とっくの昔に忘れたと思っていたのに
鮮明に蘇る記憶
まるで昨日のことのよう
懐かしい
でも悲しい
そして胸がギュッとなる
秋はせつない季節
だけど大好きな季節
こんな季節に
きみたちと語り明かす夜
もっと大人になって
平気になって
強くなって
私らしく生きていたい
夜も更けて
想い出たちと約束した
「またお話しましょう」と
ありがとう
じゃあね
今度逢える日まで…
おやすみなさい