自宅と職場の環境が違いすぎると苦労する
自宅で使うパソコンではブラウザも日本語入力システムもWindows標準のものではなく、BraveとATOKをインストールして使っています。ATOKのユーザー歴としては、30年近くなってきました。
Windowsで使用出来る日本語入力システムの利用シェアとしては、Windows標準のMS-IME、無料で使えるGoogle日本語入力、それとジャストシステムが出しているATOKシリーズが3強でしょう。唯一有料のATOKにこだわるのは、タイプミスの自動補正機能もありますが、一番大きな理由は、長年使っている慣れですね。
BraveはGoogleChromeとはエンジンが同じものの、多少はインターフェイスが異なりますし、コンセプトも大きく違います。MicrosoftのEdgeはWindows標準としてデフォルトで入っていますが、GoogleChromeと使いやすさと煩わしさはどっこいどっこいでしょうか。これは人それぞれ異論があるでしょうけれど。
自分が私用で使う自宅のPCは当然ながら好き勝手にいじくり放題できますが、職場で支給されるパソコンではそうはいきません。会社によっては自由に使える場合もあるでしょうけれど、それはそれでセキュリティ的にやばそうです。
ソフトウェアのインストールや使用をどれくらい制限されているかは、その会社のセキュリティポリシー次第ですが、システムや文字入力に大きな影響がある日本語入力システムや、昨今当然のウェブシステムを使う上でかかせないブラウザなんかは、自分の好きな通りにインストール出来ない会社も多いでしょう。
自分のパソコンを使いやすくするために、ユニークなカスタマイズを究めてしまうと、それが出来ない会社PCがむしろ使いづらくなってしまいかねません。
自分専用での環境を究めてしまうと職場で辛くなるというのは、パソコンの話だけではありません。
私の話で言うと、自宅ではハーマンミラー社のセイルチェアを使っていますし、
PCデスクはモニターとしてもらったFlexiSpot社の電動昇降デスクを使っています。
職場でこれらクラスのイスと机が支給される会社なんて、ごく一部のベンチャー企業くらいでしょう。
当面、自宅の環境をこれ以上にアップデートする予定はありませんが、仕事環境との違いが大きすぎないようにしておかないと、結局苦しむのは自分なのですよね。
私物PCでの完全フルリモートワークが出来るような仕事だったら、そんな心配も要らないのでしょうけれど、それが出来るスキルも立場も持ち合わせていない人間は、何かを諦めないとしょうがないですね。