51、人材育成、格差固定化防止教育
従業員の人材育成をするとき、正社員と契約社員、
パート社員で教育の差が付けられているケースが
ありますね。
しかし、会社の従業員として働いている以上、
雇用形態に関係なくスキルアップして、
会社の品質を上げてもらわなければなりません。
正社員ですら教育ができていないというケースも
あるでしょうが、パート社員だからといって
質が低くても良いというわけではありません。
正社員と契約社員とで、仕事で任される内容や責任が
違うことはありますが、基本的には労働時間の制約が
あるなどの理由で雇用形態が違うだけで、
仕事をやるという意味では何も違いはないでしょう。
契約社員の中でも優秀な人がいたり、パート社員の中でも
リーダーシップを発揮できるような人がいたりするものです。
雇用形態やそれぞれの特徴に応じて人を育成し、
会社全体の品質を上げていくということが重要ですね。
そして雇用形態に関係なくキャリアアップできるような
仕組みを作る事も大切なことです。
(人材定着指導士テキスト:第7章3項)