![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139559535/rectangle_large_type_2_8ff2bf35aa58ae03e63b65bcf7107f4c.png?width=1200)
Photo by
single_night
19、歴史から学ぶべきは、知識ではなく時代の流れです。
テクノロジーやITがどれだけ発達しても、
変わらない人間の心理というものがあります。
また、物事の真理もありますね。
世界3大心理学者のひとりとして有名なアルフレッド・アドラーは、
「人間の悩みは、全て人間関係の悩みである」と言いました。
人がなぜ悩むかというと、
自分が劣っているとか、
周りよりも自分の環境が良くないとか、
人より才能がないとか、
彼・彼女は私よりも贔屓されているとか、
どうせ自分はやってもうまくできないんだと考えてしまうからですが、
これは全て人と比較して、自分を蔑んでいるだけですね。
自分と他人を比較しないような思考の持ち主を採用できると良いですね。
また、テクノロジーはどんどん進歩していきますので、
それを難しいからわからないとか、自分が歳だからできないと悩むこともまた不要で、活用して生産性を上げていけるような人が良いですね。
かつて、インドのお坊さんのマハトマ・ガンジーは
「良きことは、かたつむりのように進む」と言いました。
どんなに良いことでも、人は過去のしがらみに囚われ、
新しいことをなかなか理解しないものです。
良いことであっても、浸透するのには時間がかかるということです。
そういったことを理解すれば、どうすれば早く課題解決ができるか、
又はどれぐらい回り道しなければいけないかなどは、推し量れるのです。
(人材定着指導士テキスト:第3章3項)