「世界一流エンジニアの思考法」の感想
読み終わったので少し感想を書いてみようと思いました。
これに出てくる「日本の社会や企業、働く人々の描写」がいちいち適切で「あるある!」とうなずくことがばかりでした。日本の特徴をつかむという点でも有意義な本だなと感じました。
「「書く」すすめ」という項で、「歌詞を覚えられない」ということを、どう克服したかのエピソードが紹介されいていました(p118)。わたしも歌詞を覚えるのが、とても苦手だったので、こんな風にして覚えるんだと!と感心しました。
そういえば、「思い出そうと頑張る」というようなことは、わたしの普段の習慣にはなかったように感じます。ちょっと、内省とか、聞きかじりの「アクティブリコール」などを知的習慣にとり入れられないかなと考えるようになりました。
文章の中に、カタカナ英単語がさらりと入っていて、わたしの英語力では、どういうニュアンスのことを伝えようとされているのかな?と思うところが数カ所ありました。最近よく使われだしたカタカナ英単語などのニュアンスを理解できるようないい方法はないものかな?と感じました。
最近、ツェッテルカステンをやっているのですが、この本からわたしの知的習慣に取り込みたいと考え「文献メモ」をとったのは以下の5点です。
理解には時間をかけ、基礎を積み重ねる(p28)
メールの読み飛ばし癖(p35)
これは、わたしにもすごく当てはまるものでした。ファクトを積み重ねて判断する(p38)
思い出そうと頑張る(p118)
見る人が欲しい情報を意識してメモを書く(p138)
見る人は「将来の自分」も入ると考えました。
全体を通して、いいことが書いてあるなと感じました。
以上