まるで飲食業の人材デパート!飲食に特化した人材サービスを展開【クックビズ株式会社】
最終更新日:2024/4/1
当noteでは、各企業のビジネスモデルを分析しています。
また、取締役会のスキルマトリクスを分析し、コーポレートガバナンスコードに沿った経営の実践度を確認しています。
セレクションアンドバリエーションでは、さらなる事業価値増大に向け、特に中堅規模の上場企業におけるスキルマトリクスのあるべき姿を提言し、現経営層のさらなる活躍、そして次世代経営層育成に向けたボードサクセッションの仕組みの導入を支援しています。
資金調達額の推移
企業概要
飲食求人サイト「cook+biz」、飲食人材のプロによる“食”のキュレーションサイト「Cook+総研」を展開。2017年11月マザーズ上場。
事業概要
「食」に関わる業界に特化した、人材採用支援事業を展開しており、データベースを基に、企業と求職者のマッチングを実現している。
ビジネスモデルの図解
市場規模
【市場規模の推定】
飲食業界市場:約23兆円
求人広告市場:7,417億円(2022年調査、全国求人情報協会)
飲食サービス業の従業員数:約401万人(2021年調査、経済産業省)
※2024年4月1日追記
【市場全体のトレンド】
数年前までは、コロナウイルスの影響により飲食業界に人を雇う余裕がなかったため、人材紹介や求人広告市場は厳しい状況であった。
しかし、2023年以降コロナウイルスが徐々に収束してきており、近年の飲食業界の従業員数は安定した推移を保っている。そのため、人材紹介や求人広告市場にも市場規模の拡大が望めると考えられる。
※2024年4月1日追記
【ベンチマークとなる企業】
求人@飲食店.com
フード天職
飲食店食なび
業績推移
⇛コロナウイルスが徐々に収束してきていることから、同社のサービス対象領域である飲食業界全般における求人ニーズは回復傾向にある。
同社は、再成長のための戦略投資として、積極的人材採用による人件費および広告宣伝費の増加を図っている。
https://www.nikkei.com/nkd/company/kessan/?scode=6558
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6558/ir_material_for_fiscal_ym/148188/00.pdf
※2024年4月1日追記
マネタイズに関して
【事業内容】
BtoB
人材を求める企業と仕事を探す人をつなぐ人材紹介事業
飲食事業者向けの、求人広告事業
【キャッシュポイントの額と頻度】
人材紹介料、月額定額支払「人材紹介プラス」、広告掲載料
【固定費】
広告費、人件費など
【変動費】
不明
経営層
代表取締役社長:藪ノ 賢次
取締役:吉崎 浩一郎
取締役:嶋内 秀之 ※2024年4月1日追記
常勤監査役:遠藤 隆史
スキルマトリクス
MISSION・VISION・Value
MISSION
食に関わる、あらゆる制約を解き放つ。
VISION
食の世界をもっと自由に、もっと笑顔に。
Value
食ビジネスに関わる全ての人が自分らしい成功に向け、歩むことができる。
人事制度設計
【採用】
・新卒採用:無(現在は停止中)
・中途採用:有
・媒体:自社HP、Wantedly、Greenなど
・採用職種:セールス、企画、バックオフィス、一般事務
【評価】
・業績評価:有
・行動、能力評価:有
【等級・配置】
記載なし
【評価制度】
記載なし
【報酬】
・報酬水準:平均年収 533万円
・月例給与構成
中途:194,000円~
みなし残業手当:68,000~(45時間分)
・各種手当:交通費、時間外手当、出張手当、各種社会保険完備など
・給与改定:年1回
参考例 フロントエンドエンジニア 月給262,000円
・賞与構成:能力、業績による賞与年2回
【教育】
記載なし
【その他、福利厚生など】
・従業員持株制度
・Mac Book Pro支給 など
インターン生による考察
人事課題の推測に関しては後日追記いたします。ぜひ、お楽しみに!
※この記事は弊社長期インターン生が分析、編集しました。
※スキルマトリックスの基準が違えばご連絡ください。
調査担当:YUK、MAI
さいごに
スタートアップ・ベンチャー企業に必要な人材マネジメントについてはこちら↓
弊社代表平康によるCGCとスキルマトリクスに関する記事はこちらから
【免責事項】
本調査は弊社長期インターン生により作成されています。また、本調査は、現在弊社が入手し得る資料及び情報に基づいて作成したものですが、弊社は、その資料及び情報に関する信憑性、正確さを独自に確認しておりません。本資料において一定の仮定を用いた試算を行っている場合、その試算結果は仮定に基づいた概算であるため、別途詳細な検討が必要です。