ネット上( noteを含む )での書影画像の利用の是非について、ついに結論にたどり着く【at 版元ドットコム】
note記事に小説の書影を利用したいなぁと思っても、著作権が気になってる方、わたし以外にもきっといらっしゃると思います。
本の表紙にも(装丁や題字のデザイン等も)著作権があるので、SNSに「買ったよ」などの写真を投稿する行為は、「ひょっとしたら、これは著作権法違反なのでは?」と思ったこと、ありませんでしょうか。
私もずっと気になってて、好きな作品に違法なことしたくない。けど、使わせてくれないものかな……とかとか。
とはいえ「こんな本買ったよ」とTwitter上では投稿しちゃっておりました。みんなやってるし、の精神もありますが、書店さんのアカウントやアニメイトさんのアカウント等でもバンバン書影画像や表紙を撮影した写真を使っているので、業界的にグレーなのかなと。実際、著作権は親告罪ですし。
ところでnoteです。
わたしがnoteに投稿している読書感想記事では、書影画像を使用するときは一件ごとに当該出版社に問い合わせ、許可をもらえた作品だけ表紙画像を使用させてもらってました。
問い合わせた後に、断られたこともあります。「個人にはどんな場合にも許可していない」とのご返答でしたが、それはその出版社のルールなので左様ですかと思うだけなのですが。(←不満はありませんって意味です)返信いただけるだけでもありがたいです。ダメなんだ、って思えますし。
●結論を急ぎますと、版元ドットコムで以下の記事を見つけました。
一部抜粋すると
●書影を使いたい
本の紹介などのための利用はご自由にどうぞ。
個人・企業・図書館、問いません。
各出版社が自社の本の宣伝やオンライン書店での利用に自由に使って良いという契約をして出版業界の共通のデータベースに登録したものを版元ドットコムも使っておりますので、必要最低限のルールを守っていただければ、書影を自由にダウンロードしてご利用いただけます。
要約すると、版元ドットコムにて検索できる本の書影は自由に使っていいということです。(使用に際して、トリミングや改変切り取りをしない等のルールがあります)
「本の紹介などのための利用はご自由にどうぞ。」
なんてこと!?
今までの悩みはなんだったの!?
ということで、今後は書影画像を堂々と使っていきたいと思います。
●以下、版元ドットコムさん読んだあとの感想。
だよね~。Amazonなどのネット通販サイトにある書影画像ってたぶんあきらかに各出版社側が(販促のために)データを提供しての画像だし、公序良俗に反しないなら公人法人個人問わず、利用しても良い、ってはっきり名言してくれよ~~~って思ってました。ずっと。だって有耶無耶にしてるのって意味ないと思うし。ダメならダメって、いいならいいって、言っといちゃえば色々早いのになぁ。もしかしてここは日本。
●このサイトを見つけた経緯
宝島社文庫の問い合わせが電話番号しかなくて、電話めんどくさいな~~~~~と思って調べていたときに見つけました。
メールで問い合わせられるときだと、「noteでこんな記事を書いてる者です。ライターじゃないです。」などなどを簡単に自己紹介できるんだけど電話だとすんげーめんどくさそうで、URLとかどうするんだろうね?口頭でするのかな?で、今後は問い合わせフォームがあるときにだけ問い合わせることにしたいと思います。