自分を成長させるための目標設定
5月から、STAGEは2ピリオドに入りました。
年間の目標を達成する上で、事業としても、個人としても重要な期間です。
この期間に自分を成長させることが非常に重要になるので、ぜひ成長に繋がる目標設定をしてほしいという思いで、社内向けにこのコラムを書きまし
た。
今回はそれを再編集して書きます。
目標設定をする人に読んでいただけると嬉しいです。
鮮明に達成した状況をイメージできる目標にする
目標設定をする上で一番重要なことは「鮮明に達成した状況をイメージできること」です。
例えば事業部門の人であれば、「◯◯円の売上を作る」という事業目標を立てたあとに、
それが達成できている状況では誰が何件決めているのか
平均単価はいくらになりそうか
それを実現している状況では必要なリードはどのくらいか
そのリードはどの経路で獲得できているのか
といったことを細分化しなくてはいけません。
目標を達成させるためには、目標を作成する段階で鮮明に達成している状況を描けている必要があります。
そうしないと絵に描いた餅になりやすく、社内の人の必要な協力を仰げなくなってしまいます。
もう少しセグメントを狭めて「営業担当が毎月一人◯件決め続ける」という目標について考えると、
新規商談を何件しなければいけないか?
自分が追っている案件における新規商談と継続商談の割合はどうなっているか?
その面談はCV経路ごとでいうとどの経路から何件商談設定されているか?
アウトバウンドはどのくらい必要なりそうか?
継続商談は1ヶ月あたり何件必要になりそうか?
といった風に細分化するといいでしょう。
「うまくいかなかった場合」を想定して設定すると、うまくいく可能性が高まります。
なぜ鮮明に達成した状況をイメージする必要があるかというと、そうしないと目標に対しての解像度が低く、取るべき行動が不鮮明な状態からスタートすることになってしまうからです。
そうすると最短経路で目標に進むことができず、達成に近づくことができなくなります。
私は目標を描くときに、大抵プライベートの状況とか、自分が手にしているはずの肩書とか、わかりやすいところから考えて、そうなっている状況のときに仕事ではどんな成果が出ているかを考えたりしました。
(そのため、毎回目標シートの中に「再婚」の文字が入っていました。恥)
現状の延長線上で考えない
目標は現状の延長線上で考えず、「自分がどうなっていないか」もしくは「自分がたどり着きたいもっと大きな目標から考えて4ヶ月後にどうなっている必要があるか」あるいは「事業に貢献するとしたらどのようになっていなくてはいけないか」から考えることをおすすめします。
私はこれまで逆算思考のコラムをたくさん書いたのですが、基本的に日常では現状維持バイアスがかかりやすいため、積み上げの思考に陥ってしまうことが多いと思います。
思考というのは日々の積み重ねによって構築されてしまうので、これまでの習慣の影響を大きく受け、簡単に変えることは難しいものです。
今までの自分の行動習慣や思考習慣に抗って、強い意思で自己変革をしていく必要があります。
「もっと◯◯な自分になりたい」
そう強く思うようであれば、現状の延長線ではなく、その自分から逆算して目標を考えましょう。
現状の延長線で目標を考えないほうが良い理由は、そうしてしまうと革新的なアイディアや行動が生まれないからです。
(経営者になるためのノートの冒頭に強めに書かれていることですね!笑)
良い意味でも悪い意味でも、現状の延長線上で行動を続ける限り、現状の延長線上の容易に想像できる未来しか訪れません。
なりたい自分になるためのステップとして目標を設定し、毎日の仕事という時間を使って、なりたい自分に向かっていったほうが絶対に良いと思っています。
大事なことは目標の必達(成果)にこだわること
目標を立てた今の状況と来月再来月の状況はきっと違いますし、今自分では予測できない不測の自体が発生して、描いたイメージとの乖離が大きくなってしまうこともあると思います。
そういうときは自分が立てた目標までの道筋を即座に変更し、立てた目標を必達できるように柔軟にルート変更しましょう。
大事なのは戦略にこだわるのではなく、成果にこだわることです。
そのためには常に自分が暗唱出来るくらいの目標がいいかもしれませんね。
STAGEでは目標設定をする際に覚えやすい目標を設定するように支援したいなと思って話すようにしています。
目標をいつでも頭にイメージし、常にこだわっていけるようにすると良いのではないかと思っています。
仕事という時間を使ってSTAGEのみんなが自己実現をしていけるように、私はサポートしたいと思っています。
そのためにはなりたい自分をイメージし、仕事で何を達成するとそこに近づけるかを考える必要があります。
出来るかどうかは置いておいて、猛烈に追いかけたくなる目標を、ぜひ設定してほしいなと思っています。
そして、STAGEでは一緒に働く仲間を募集しています。
カジュアル面談でお待ちしております!