稲刈り中に発見 “カルナローリ(イタリア米)の特徴”
たけもと農場での今年(2020年)の稲刈りは、8月22日にカルナローリからスタート。
カルナローリの後はひとめぼれ、コシヒカリ…など続いています。
その作業中に発見したカルナローリの特徴、特に日本のお米との違いをちょっとだけご紹介しようと思います!
↓ カルナローリが気になる方はこちらをご覧ください ↓
発見その① 稲の太さが違う
カルナローリを鎌で刈っているとき、日本のお米と稲を握る感覚が違うなぁと。そして、稲の太さが違うことに気づきました。
断面を撮影してみるとこんな感じです。
1枚目がコシヒカリ、2枚目がカルナローリです。
カルナローリの方が太いですが空洞の部分も広いので、しっかりしているかというとそうでもないです。
むしろ結構倒れやすいです。(稲の背が高いのも理由の一つですが…)
発見その② 籾(もみ)の色が違う
写真のどちらがカルナローリかわかりますか?
正確は1枚目がコシヒカリ、2枚目がカルナローリです!
比べてみると全然違いますね。
日本のお米の籾は黄金色と表現されることが多いですが…
カルナローリの籾の色を表現するならば、赤茶色といったところですかね?
写真をよく見てもらうと、籾からヒュッと伸びているひげの色も違います。
カルナローリのひげは濃い赤色(ボルドーっぽい感じ?)をしています。
発見その③ 脱粒(だつりゅう)しやすい
稲における脱粒とは、稲から籾が離れて落ちてしまうことです。
植物が繁殖するために重要な性質ではありますが、生産する立場としては痛いところです…
カルナローリは日本のお米と比べて脱粒しやすいです。
少しの揺れや衝撃でぽろぽろと。
そのため、コンバインで刈るときにあまり速度を出すことがでず(速度を上げすぎると衝撃が強くなるので)、時間がかかります。
また、強めの雨が降ったりなんかすると、心の中で「あぁ…」と。
最後に
発見したことを簡単にご紹介しましたが、結構違いが多いんです!
おもしろいですよね。
気になる方は是非、農場へ見学に来てみてくださ~い。
あと、、、
カルナローリも食べてみてくださいね!! 笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?