第一章 働き方と課題〔☆1.~☆21.〕 ☆1.就業の場所!について
最近は、リモートワーク(在宅勤務)について書かれている記事が沢山有ります。やっとリモートワークができる時代になったのだ、、、という思いと同時に、今後はどうするのかな?という素朴な疑問もあります。たかが就業の場所ですが、最も重要なのは、組織が組織にあった働く環境を提供する事です。その上で、新しいシステムや技術を取り入れ他社との差別化をはかる努力が必要不可欠だと思います。私自身は、リモート大賛成派です。リモートワークをする事により、それに伴う業務以外への投資時間や無駄なエネルギーの削減ができると思います。例えば、通勤時間(法律とは別に実質拘束時間と思います。)、会議の集合待ち時間(リモートでも多少ありますが!)、通勤ストレスが軽減できます。これらの軽減された時間とエネルギーを自身のライフスタイルにあわせる事ができるのもリモートワークならではの利点だと思います。従って、ライフスタイル(仕事と生活のバランス)が変わった人が多いと思います。
多くの組織では、次のステップへの移行を検討していると思います。例えば、1. リモートを基本的な働き方に導入し、組織の固定費等を削減、従業員への還元やその他の経費に充てる考え方、2. 組織の所在地を地方へ移す考え方、3. リモートワークを終了し、元の就業場所で仕事をする考え方などです。これらの制度については、組織の体力、業務内容、文化、ポリシー及び従業員への雇用の考え方が大きく反映されていると思います。
就業の場所は、上記のように組織が決定していますが、これからは、働く側が、自分に合った働き方を積極的に選択していきます。(但し、業務内容による制約は、あると思います。)従って、将来に向けて組織が考えなければならない重要な案件は、働く側のタレントに選択してもらえる条件を満たす事です。これを無視してしまうと、最終的にはタレント不在の組織となってしまいます。働き方の革命に伴い、各々の組織の在り方や目標設定の見直しが必要だと思います。
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