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☆2.日本型採用は、皆同じが大好き!?

良し悪しを決める話しではないですが、日本の制度は、フレキシビリティーがないものが多いです。皆同じは、平等、公平で問題がないように思いますが、本当にそうなんでしょうか?

外資系と日本系の組織の採用方法は、かなり違います。多くの外資系はジョブベース採用ですが(外資型)、日本系は、メンバーシップの採用(日本型)で、一斉に、入社試験を受けさせ、入社させ、配属するんですよね。

外資系では、ジョブベース、就業規則だけではないんです。採用面談には、交渉も含みます。従って、就業規則だけでは充分とはいえません。交渉の内容は、組織により幅は違いますが、労働条件が主になります。例えば:給与、パホーマンスボーナス率、役職名、インセンティブ、持株、家賃、ビジネストリップの上限等々。職務によって違う場合や、役職に応じて特別な手当、待遇が付加価値分として与えられる事もあります。これらは組織の裁量と候補者の希望も含み、組織が求人ポジションをどの程度必要としているか!又は、候補者をハイポテンシャルと考えているか!によります。従って、日本系の皆同じ採用とはタレントに対する考え方が違います。外資系での採用は、必要な職務の為に、必要な人材を登用することが原則です。職務経験、実績、フィットを総合的に判断して組織にとって最適な人材を選びます。従って、皆同じという考え方がそもそもないのです。

組織は、組織の文化、業種、経営状態、将来性により日本型採用にするのか外資型採用にするのかを検討する必要があると思います。

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