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夫に「愚痴る人ほど、努力していない」と言われた話。

「子育て中の人達がいう、愚痴が嫌い。
自分がそれを選択しているだけなのに
自分の時間がない、と嘆くのは「作っていない」だけ」

全ての親を、敵に回す夫の発言。

結婚当初は「こいつモラ?」と思っていたけれど
最近はなかなか的を得た発言かもしれない、という話をします。


夫は週3回、
平日仕事終わりに必ずジムに行く。

「今日は疲れたからやめておこう」とか、
「仕事が忙しいから後回し」なんてことは
ほとんどない。

とはいえ、窓際社員なのか?というと
そうではなく
会社ではしっかり役職にはついていて
営業成績も良いほうだと聞く。
(自分で言っているので、真偽は不明)

そんな夫は
現在の会社に転職して早1年。

入社し、役職がついてからというもの
残業代をいただいたことがほぼ無い。

そして、週3でジムに行く。

最近は、あまりにも残業をしないので

定時で席を立ち上がると
同僚に「早く帰れていいよな」と
ちくちく嫌味を言われるらしい。

しかし、強心臓の持ち主の夫は、

それに対し
「一緒に残業したら、売上いくら上がるんですか?」
と、返したらしい。(おお・・・)

愚痴る人ほど、努力していない。


そんな夫の行動を俯瞰していて、思った。

子供が生まれてから
「時間がない、時間がない」
と思い込んでいたけれど、
本当にそう・・・?

私は完全リモートワークの扶養内パート。

仕事は朝でも夜でもできるのに、
なぜか日中に全てを詰め込んでいる。

だから、やりたいこと(仕事・家事・運動・ブログ・自由時間・・・)なんか
全部消化できずに毎日が終わっていく。

結果、時間がないと嘆く。

でも、夫いわく

「みんな工夫すれば定時で上がれるはずなのに、やっていない。
忙しい、と愚痴る人ほど努力していない」(おおお・・・)

私に当てはめるなら、
「朝30分だけ早く起きる」「仕事を夜に回す」など、
工夫できる余地がまだまだある、という。うん。理屈はわかる。

ワーママは「時間を作れない」構造になっている


とはいえ、すべてが 「作ればいい」 で片付くわけでもないのが
子育て中というもの。

私目線で考えた、自分時間を確保しにくい理由としては

家事・育児の7割以上を女性が担っている
→ 夫が「定時で帰ってジムへ行く」一方で、私は子供の帰宅後はすぐに家事・育児モード。
日中に自由とはいえ、子供が起きてから寝るまでワンオペなので、自由時間の差が出るのは当然。

「母親なんだから育児優先」の無言の圧力
→ 仕事や家事を後回しにしてでも、子どもとの時間を優先すべき、という価値観が根強い。
→ 自分の時間を作る=「子どもをないがしろにしている」という罪悪感が生まれやすい。(これは私が勝手に抱いている)

③ そもそも「自由時間=余った時間」と考えている
→ 夫のように「先に予定を入れて死守する」発想ではなく、家事・育児をこなした後に「余裕があればやる」になりがち。
→ 結果として、後回しにしているうちに一日が終わる。

決めて、実行するだけ。


夫の話に戻ります。

夫は、定時退社する代わりに
朝、めちゃくちゃ早く出ている。

接待やイベント、稀にする残業のあと
どんなに遅く帰ってこようが、毎朝6時には家を出る。

そして、誰もいない会社のフロアでひとり、
モーレツに事務作業をこなしている。らしい。

ちなみに当たり前だけど朝の残業代はゼロ円!笑
残業代がほとんど出ていないのは
今の役職では夫が初めてのことで、
これは上席の方々大絶賛らしい。(だろうね)


もちろん、全ての主婦やワーママが
うちの夫のように 「決めて、実行するだけ」 とはいかない。

でも、少しずつでも 「意識的に時間を確保する」 ことで、
自分時間は作れるのかもしれない。

とはいえ、夫にも 納得いかない点 もあって
それは、週末は昼寝必須 なこと。いや、 普段ジム行けるなら、週末くらい子どもと遊んでくれよ。と思うけど、
平日のジムで日頃の疲れを癒し、朝活の疲れを回復するためには、どうしても必要らしい。言えばやってくれますよ、言えばね!笑

ともかく、夫の時間管理術、というか
決めて、周りを気にせず、突き進むこと。
この実行力は「本当にすごい」と思っている。

そんな夫を見ていて
私も私で、もっと工夫できるところはありそうだな
と、思う今日この頃。

みなさんは、自分の時間、足りてますか?

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