
【ポジョニング分析】コンセプトメイキングが腑に落ちた瞬間
目先の改善だけではニーズを汲み取れない?
レビューからユーザーのニーズを汲み取る。
商品開発にとってかなり重要な課題だろう。
後発組は、先駆者のレビューから改善したものを
出品している。
複数の商品レビューを抜き出し、まとめていくと
大体の気に入っている点、不満な点が見えてくる。
しかし、すでにそれらを改良している商品がすでに
ある。
「もう改良されている。。。無理ゲーやん」
目先の改善だけを見ているとそうなってしまう。
改めてその商品の市場全体を見てみる。
全体像を抽象化してみる。
・グーグル検索
・ヤフー知恵袋
・サジェストワード
などで検索してみる
全体像を見る事で、使う人の人物像が浮かんでくる。
なぜこの商品を使っているのか?
使っている背景は?
何を求めているのか?
が見えてくる。
実店舗に行って類似品をみるのも気づきになる。
PCの前だけで考え続けていても出なかった答えが
見えてくる事もある。
そこで改めて、
「すべてのニーズに答えなえれば・・・」
と考えていたことに気づく、
捨てる要素も必要だと気づく。
特定のターゲットに絞ればいい
特定のターゲットだけに絞った際立った魅せ方(カタログ作り)
をすれば既製品でも魅力的に見える事に気づいた。
勿論、商品開発からすれば良いのだろうけど、ロットや予算、時間の制限もある。
上手く行かなかった時のことを考えるとこの方法でも
よいのかなと。
訴求を代えるって事か。
気付きの土台になった思考法
Points of X
「Difference」なので差別化戦略の1つなのですが、特徴的なのは過度な差別化を防ぐために「Parity」や「Failuer」を設けている点が「POX」の面白いところです。
Parityとは「そのブランドを選ぶ理由にはならないけど、無ければ買わない理由」を意味しています。他ブランドと比較して、無いと選ばれない価値だと考えれば良いでしょう。
Failuerとは「そのブランドを選ばない理由」を意味しています。他ブランドと比較して、あると選ばれない価値だと考えれば良いでしょう。Differenceで差別化しつつ、ParityやFailuerで同質化を図る。右手と左手で違うことをしているのに目的が同じ。そこが面白いところです。
具体抽象トレーニング
・具体(起こっている具体的な問題)→抽象化(その問題を引き起こしているものはなにか?)→再度具体化(抽象化した問題を再度具体化する、もれなくMECE(ミーシー)に。
具体抽象トレーニング、マコナリ社長のUNCOMMONでもトレーニングとしてあったな。