3か月で6kg痩せた話

rioです。
普段はDJのこと書いてますが、閑話休題、今ハマっているダイエットについての記事になります。

実は過去2回ダイエットしてるのですが、いずれも失敗しているんですよね。減りはするけどけどリバウンドして元に戻るみたいな。

しかし今年の1月から続けている取り組みで6kgのダイエットに成功、今のところリバウンドもきっとしないだろうと感じているので、今一度ここでnoteに書き留めておきたいと思います。どこかの誰かの参考になれば幸いです。

例の如く結論から書くと、僕が実践したダイエット方法は 「「空腹」こそ最高のクスリ」を実践すること です。以下に詳しく解説していきます。

実は痩せるための取り組みではなかった

今回、結果的に6kgの減量に成功しましたが、「ダイエットをしようとしてダイエットに励んで減量に成功した」という順番ではありませんでした。どちらかというと、別の取り組みが体重減につながった、というある意味棚ぼた的な経緯です。

具体的には、「今のうちから何かしら健康にいいことをやっておきたいな」と思ってYouTubeの健康系の動画を漁ってたら「「空腹」こそ最高のクスリ」(青木 厚 著)の解説動画を何となく見つけ、面白そうだなと思ってその本で言っていることをやってみたら、めっちゃ体調が良いしなんならなんかめっちゃ痩せた、という経緯です。

※ひとまず2つ目の動画を1.75倍速で見て概要をつかみ、本を読んで補強していくのがおすすめです。
Caution!
最近健康系の本はよく見るのですが、本によって言っていることがまちまちで、なんなら正反対のことを言っている本もあります。何が正解かわかりません・・・w
まあ行ってしまえば、この手の話題は「誰にとっても正解の方法」はないんだろうなあと思っています。
なので、この手の本と向き合うスタンスとしては、とりあえず気になったものを試しにやってみて、効果が見えないものはやめ、効果が出たもの(自分に合っていると思われるもの)は続けてみる、というスタンスでいいのかなあと思っています。
今日紹介する「「空腹」こそ最高のクスリ」についても然りで、あくまで「僕がこの本実践してみたら、効果があったよ」というご紹介であって、体質によって合う合わないがあるかもしれないので、その点念頭に置いたうえで記事を楽しんでもらえたらなと思います。

さて本題に入る前に、今年1月からやっていることを整理しておくと、以下3つです。

1.「「空腹」こそ最高のクスリ」をやってみる
2.菜食を取り入れる
3.YouTubeの腹筋動画をやってみる

1.と2.に関しては先述の通り何となく面白そうだからやってみた話で、明確にダイエットを意識した取り組みではありませんでした。

逆に3.はうっすらダイエットを意識した取り組みだったのですが、振り返ってみると体重減に対する影響度は1.&2.の方が高く、1.&2.と3.で7:3か8:2くらいだったのかなと感じています。

なので今日は1.&2.について詳しく書き下していきます。

ちなみに3.の腹筋トレーニングと「続ける技術」については以下の記事でかなり詳しく書いているので、こちらの記事をお読みください。今日の記事の内容もこの記事と少し通ずる部分があるので、もしかしたら先に読んでいただけるといいかもしれません。

体重の変遷

一度体重の変遷を振り返っておきます。

大学の時は体育会系の剣道部で週5~6剣道をしていました(ヤバ)
体重は58kgで腹筋も割れてました。この時期は本当にいくら食べても太らなかったですね。毎日夕飯にお米を1.5合食べていました。

しかし、部活を卒業してから6年の歳月を経て70kgまで体重が増えました。

さすがにお米の量は減っていましたが、それでも毎食どんぶりを食べていました。70という数字を見たときはただただ悲しい気持ちになりましたね。

例に漏れず人生初のダイエットを決意するわけですが、まあこちらも例に漏れずリバウンド、2021年1月現在で体重は69kgでした。

しかし今年1月から始めた取り組みによって、初めてリバウンドせず記事執筆時点で63kgまで体重が落ちました。

体重の変遷
2021年1月15日 68.8kg
2021年4月24日 62.9kg  (-5.9kg)

まずは思い込みを打破する

さて本題に入ります。

まず僕のダイエットのファーストステップは、「「空腹」こそ最高のクスリ」を読んだことで今までの自分の中での常識や思い込みを打破することでした。

具体的には以下2点です。

1.一日三食は間違い
2.空腹は悪いことではない

詳しいことは「「空腹」こそ最高のクスリ」を読んでもらいたいのですが、ここでも少し掘り下げて解説します。

1.一日三食は間違い

デスクワークが中心となった現代の生活スタイルでは、 一日三食はシンプルに食いすぎ ということです。

この一日三食というのは力仕事が中心だった江戸時代~明治時代に言われ始めたとされており、現代の生活スタイルには合わない標語になってしまったということです。

僕も小さいころから「きちんと一日三食食べなさいよ」と、親に、先生に、親戚に言われて育ってきたので、常識だし正しいことだと思い込んでいたのですが、医学的にはどうやらそうでもなさそうです。

2.空腹は悪いことではない

これも無意識の思い込みでしたが、僕は勝手に頭のどこかで空腹は悪い状態だと思っていました。「お腹がすいたということは何か食べる時間になったのだ」と勝手に思っていました。

しかしこの本では 空腹は悪いことではない 、具体的には、「空腹の時間を16時間確保することで オートファジー という人間の体に備わった自浄機能を作用させることができる」と書いてありました。(ほんまか?)

オートファジーとは、細胞内で古くなったり壊れてしまった悪玉タンパク質をエネルギー源として処理し、新しいタンパク質を作り出すメカニズムのこと。
簡単に言うと、人間めちゃくちゃ腹が減ると、身体が「食事から栄養を得られないどうしようまずい」と悟り、古くなった組織や悪玉タンパク質を壊してエネルギーを作り出そうとする作用があり、そうすると身体の中がきれいになっていく、みたいな現象がありますよということです。

「オートファジー」に関しては若干の胡散臭さを感じていましたが、それでも「空腹は別に悪いことではない」と知ることができたのは収穫でした。

空腹の時間を16時間確保しなさい

正確に言うと、「食事をしてから次の食事まで「何も食べない時間」を16時間確保しなさい。16時間の間はコーヒーやナッツなど特定のものは摂取してかまわないし、食事は何を食べても構わない。」ということです。一見無理に見えますね。一日は24時間しかありませんが?

しかし、睡眠時間を計算に入れれば十分実現可能とも書いてあります。 つまり20時に夕食を食べ、翌日は12時に食事をとればよい のです。

この「16時間空腹の時間を確保する」ことの意味は先述の「オートファジー」を作用させることにあります。

一日二食生活のスタート

これを週3~4でいいので取り入れましょう、という話だったので、僕は仕事がある平日に取り入れることにしました。ここからは僕のケースの話になります。

仕事はだいたい18時ころに終わります。夕食は退勤後すぐに食べるようにしていました。出勤の時は帰り道で夕食を食べ、在宅ワークの時は腹筋動画をやってから夕食を食べていました。

そこから寝るまでは特に何も食べません。家ではお菓子やお酒はあまり食べたり飲んだりしないので、動画見たりテレビを見たりしてゴロゴロして、24時ころに就寝。

翌朝は8時半ころに起床し、そこからは水を飲むくらいで何も食べず、11時半ころに昼ご飯を食べるという生活でした。

食事の内容も多少意識する

16時間「何も食べない時間」を作れば、食事の内容は特に問わないようでしたが、この際同時に菜食も取り入れたくて、お昼はなるべく野菜を摂ることを意識していました。

ただ、家の Wi-Fi の SSID が shiroigohan-wifi-g になっちゃうくらいにはお米が大好きなので、いろいろ野菜中心食を試してみても「これなら続けられる!」と思える野菜中心食は中々見つかりませんでした。ただ、そんな中でも会社近くのタコス屋さんのトスタダスサラダと吉野家のライザップ牛サラダは許せたので、高頻度でこの二つを食べています。

やはり、やり始めは空腹が気になる

一日の食生活はこのような「昼は11時半で野菜を意識、夜は18時」の一日二食生活でしたが、さすがに最初の3日くらいは空腹が気になりました。特に起床~昼飯を食べるまでの4時間が少しきつかった覚えがあります。

ただ、16時間プチ断食には空腹回避策があり、生野菜・サラダ・ナッツ類・チーズ・ヨーグルトなどであれば「何も食べない16時間」の間に摂取してもOKです。要するに食べ物のかたまりでなければOKです。僕の場合はお腹がすいたらR-1を1本と、コーヒーを1杯だけ飲むようにしていました。

これが不思議なことにコーヒー1杯飲むと空腹は収まるんですよね。あれだけお腹すいてたのに。これは新たな発見でした。

非完璧主義で続けてみる

さて、こうして16時間プチ断食を生活に取り入れていくわけですが、ここでも「続ける技術」を活用して生活に根付かせてゆきます。「続ける技術」の記事で書いた通り、「できる時になるべくやるが、できない日があっても悲観しない」の 「非完璧主義」の心構え で、できる限り生活に16時間プチ断食を取り入れていきました。

幸い、16時間空腹にすること自体はそんなに苦ではなかったし、空腹を感じてもコーヒーを飲めば収まることはわかっていたので、週4~5のペースで取り入れることができました。

もちろん、取り入れられない日もあります。帰りが遅いとき、土日遊びに行くとき、オンライン飲みがあるときなどは、無理してやらないようにしてました。例えば前日22時に食事取るとすると、次の日は14時まで何も食べられず、実際一回やってみたのですが、それはもうきつくてやめました。

「「空腹」は最高のクスリ」の効果

ここからは効果についてです。時系列で追っていきます。因みに取り組みを始めたのは1月中旬です。

まずめっちゃ体調がよくなります。自分でもびっくりでしたが、16時間プチ断食を始めてから1~2週間(1月下旬)で「あ、今日体調がいいな」と思える日がそこそこ増えました。体が軽くて、目がよく見える気がして、頭も澄んでいるみたいな(若干大袈裟ですが)

剣道をやめてこの方「あ、今日体調がいいな」と思える日はほとんどなかったので、この変化はとてもうれしかったのを覚えています。なぜかよくお腹を壊しているし、どこか体が重いし、頭は働かないしで「あ、今日は体調がいいな」と心から思える日が全くと言っていいほどなかったからです。

3週間くらい(2月初旬)すると、体重が2~3kgくらいするする減っていき、66kg台まで落ちました。

ただ、そこから1か月くらい、体重は止まりました。取り組む内容や頻度は全く変えてなかったのですが、体重は66kg台を行ったり来たりで完全に止まってしまいました。するする痩せていったあの日の私はどこへ行ったのか・・・。

ただ、それでも食生活は戻さずに16時間プチ断食を続けていきました。「「続ける」技術」の記事でも書いた通り、努力の量と成果は比例しないことを知っていたので、ここは「まあそんなもんだろう」と妄信して続けました。体調良いし。

体重が止まっていた期間が過ぎ、3月中旬頃、また体重が落ちていきました。減るスピードはするする減っていたあの頃ほどではありませんが、じわじわ減っていき、記事執筆時点では63kgまで落ちました。

シンプルで最大のポイント

最後に今回のダイエット(結果的にダイエットになってしまった取り組み)のポイントについてお話します。正直これが一番重要かもしれません。

それは 元の食生活に戻さないこと です。

リバウンドさせない最大のポイントは元の食生活に戻さないことだと思っています。理由はシンプルです。「元の食生活」で体重を増やしてしまっていたわけなので、その食生活に戻したらまた体重は増えていくからです。

「それが難しいんじゃろばかたれ」と怒声が飛んできそうですが、僕は今後も16時間プチ断食を続けられる気がしています。だって体調良いし痩せるし。まあ少なくとも毎食どんぶりの前の食生活に戻ることはありません。

さいごに

健康系のYouTube動画を漁っていたらたまたま見つけた「「空腹」こそ最高のクスリ」に救われた話でした。

まとめると以下のようになります。

2021年1月~4月 で 69kg→63kg の 6kg の減量に成功しました!やったことは主に以下の3点。
・まず「一日三食」と「空腹は悪者」という思い込みを打破する
・16時間プチ断食をできる範囲で取り入れる
・野菜もなるべく取り入れる

最近まじでめっちゃ体調良いです。痩せたので体も軽いです。たぶん「「空腹」は最高のクスリ」のおかげです。なのでとってもおすすめです。

どこかの誰かの参考になれば幸いです。それでは。

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