頑張れる時に頑張ればいい 〜 おばあちゃんが教えてくれたコト 〜
やることをぎゅうぎゅうに詰め込んだ日々を過ごしていた。毎日、成長しなきゃと昨日と少しでも違う自分にならなきゃとなんだか焦っていたみたい。
大学生になって自分の時間がこれまでより増えた。コロナでオンラインになったからかな。一人暮らしを始めたからだろうか。高校生の時までは、受験勉強やら部活やらで1日24時間じゃ足りない。もっと自由時間が欲しいと思っていた。
その時間が沢山、ありすぎるくらいたくさんある。自分のために使える時間を有効に使わなきゃもったいないと思って、休むこと(ダラダラ過ごすこと)が悪だと思い込んでいた。
全てに全力で取り組まなければならないと思ってしまうから、その数が多くなって最近は思うように物事が手につかなくなっている。
映画を見ている時間も好きなことをしている時間も本当にこんなことしてていいのかな。と、不安になってしまう。
いつから自由な時間を楽しむことができなくなったのだろう。
そんな時、おばあちゃんから手紙が届いた。
“ 頑張れる時に頑張りなさい。 “
「 人間、頑張れる日もあればどうしても頑張れない日もあります。そんな時は、人生の休み時間だと思って存分に休憩時間を楽しみなさい。そしてまた頑張れる日が来たら、頑張ったらいいじゃない。」
何というタイミングだろう。
おばあちゃんからの言葉は、私の心にスーッと入り込んで、肩の荷を下ろしてくれた。
毎日前に進み続けることがすべてではないだろう。
立ち止まってもいいし、何もしない日もあっていい。
自分を甘やかす時間は無駄な時間なんかじゃない。次に進む為の充電期間なんだ。
そうして、また進みたくなったら進めばいいんじゃないかな。
そうやって気持ちを変化させることができるようになったのはおばあちゃんのおかげだ。
ありがとう。おばあちゃん。
人生に正解はないから、自分のペースで進んでいこう。大丈夫。
SUSU
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