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スゴロクの下絵準備~自由研究で「遊べるものをつくろう」⑦

もう7回目……!

最初に作ったダイスのドット絵で数えるの無理になってしまいましたが「遊べるドット絵」作りは続きます。今回は、前回の調査を活かしてスゴロクのボード作りを行ないます。

ルートをどうするか

さて、いきなり悩みます。いちど迷路を作成しましたが、迷路はルートの密度が高く、スゴロクに向いていません。

はじめに作成した『若葉マーク』の迷路ですら、正解ルートだけで127マスもあって「長すぎ」です。もっと小さいドット絵の中を進む迷路にすればマス数は減りますが、迷路を作ること自体の難度が上がります。

また、ただ進んでいくだけなら迷路でもいいのですが、特定のマスで「イベント」が起きる場合、必要な補足情報を書き込むのが辛いという事情もあります。

なんとか絵を活かしたい!

そんなわけで迷路はスゴロクに向いていませんが、だからといって「ただのクネクネ通路」にしてしまっては「遊べるドット絵」とは言えません。なんとか絵を活かしたい……。

そこで思いついたのが、外周進行方式です。ドット絵のフチドリ線そのものをスゴロクの進行ルートとするのです。

なお、この方式はドット絵のサイズだけで進行ルートのマス数を予測できるメリットがあります。例えば16x16ドットの外周は(16-1)×4=60マスとなります。10x10ドットなら(10-1)×4=36マスとなり、前回決めた「35マス」という目安にもちょうど合っています。

なお、以前Twitterアイコンテンプレートのサンプル用に描いた『宝箱』が10x10ドットです。

ミニ宝箱5_160

うーん。さすがにシンプルすぎるというかフチドリ線が「まんま正方形」なので、面白味がありませんね。

とはいえ、10x10ドットはキャンバスが小さすぎて、面白味のあるドット絵を描くのはかなり厳しいです。そこで、もう少しだけ大きいドット絵でいいのがないかな……と探したところ、ありました。

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12x15ドットで描かれている子猫ちゃんがいたのです。

スゴロク用に最適化

しかしスゴロク用に使うのは、まだちょっと大きいので……

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削れるところを削って12x14ドットにしつつ、フチドリ線をドット同士がつながるように変えていきます。ついでに尻尾を長くしました。ヤッタネ☆

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さらに進行ルート以外のフチドリ線(首と尻尾の付け根)は廃止して、別色に置き換えます。顔も四角すぎるので、ついでに暗色を置いて丸みを出します。

作業の都合でキャンバスを16x16ドットに広げたうえで、16倍の256x256ドットに拡大し、フチドリ線に進行ルートのマスを仮設してしていきます。

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モノポリーのように周回するものではないので、スタートとゴールは1マス離します。すると、進行ルートのマス数は「55マス」となりました。左右にいったりきたりしたぶん12x14の外周、(12-1)x2+(14-1)x2=48マスより少し増えていますね。

当初の目安「35」よりそれなりに長いものの、こくれらいならイベントを工夫すればなんとかできそうです。

次回、イベントを配置してボードを完成させます!


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