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2年前、コロナ禍の始まりのころ。お気に入りだった餅菓子屋さんが店仕舞いしてしまいました。ひばりヶ丘駅前商店街オリンピック通りの『伊勢屋』さん。4月上旬くらいまでは営業していたものの、緊急事態宣言のタイミングで営業しなくなり、そのままに。いつの間にか看板がなくなり、その後閉店した旨の知らせが出たのは1年後のこと。 伊勢屋さんの大福やお団子、水饅頭などに使われていた餡子は少し塩が効いていて薄味。スーパーで売っている添加物まみれのそれとは違って、半日以上経てばお餅は固くなってきま
ずっと気になっていた140字小説への挑戦。中編からの続きです。 むつかしいな~と思いつつ、ようやくお見せできるものを2編ほど書いてみました。なお2編とも睡眠に関する話になりましたが、偶然です。眠かったわけじゃないです! ほんとですよ! 『騎士』投稿順を逆にしてしまいましたが、記念すべき1作目がこちら。 #140字小説 には清涼感のある作品が多いので、できれば溶け込んでいこうと気をつけた作品です。 創作のセオリーとして、登場人物に"弱点"を持たせることから考えました。
月曜日、目覚まし時計が蓮根に変わっていた。 朝の冴えた頭脳は、穴が12個あるに違いない!と知らせる。 1、2……。針がないので時間がわからないという真理に至り、蓮根は冷蔵庫へ戻すことに決めた。 だが、今ではない。日曜の朝に急いですべきことではないのだ。
さて練習を続けます。前回はアメリカン・ジョーク『ブロンドはバカじゃない』を140字にしてみました。 今回は日本の伝統的な物語から『桃太郎』を140字にしてみます。 お婆さんが川で拾った桃から、赤ん坊が生まれた。その子は桃太郎と名付けられ、やがて鬼退治に赴く。道中出会った犬、猿、雉に、お婆さんが持たせてくれた黍団子を与えて手懐け、家来とする。そして鬼たちの本拠地、鬼ヶ島へ。死闘の末に桃太郎たちは勝利し、鬼たちは滅びた。財宝がうまい。 最後がなにかのCMみたいですが、それは
Twitterのハッシュタグに #140字小説 というのがありまして、その名のとおり140文字以内のワン・ツイートで書かれた小説ツイートにつくタグです。 これまで何度か、この140字小説に挑戦しようとしたことがあるのですが、これが意外と難しい! 文章を書くことについては、まーまープロとしてやってきましたし、長いものを書くより短くまとめる方が得意なのですが、なかなかうまく書けません。 と、ここ(上の段落)までで190字ですからね。140字の壁は厚い! 文字数の問題も去る