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【泥沼】陽性⇒ワクチン3回目⇒濃厚接触 そして新しい生活

1月末に陽性となり、39度の熱と猛烈なのどの痛み、倦怠感と闘いました。その顛末をまとめた記事はこちらです。

そして2月末に3回目のワクチン接種を行いました。保健所には薦められて打ったのですがこれも良かったのかどうか。副反応は猛烈に酷かったです。38度の熱が出て、左の肩から背中にかけての傷みが1週間くらい続きました。

この記事によると感染後3か月が目安と書いてあります。次の流行が例年通り夏にくるとすれば、僕の場合再度、感染防止効果が弱まったタイミングで流行がくることになります。

あぁ、あの副反応との闘いは何だったのか。

でも、過ぎてしまったものは仕方ありません。自宅療養のために体力が落ち、ようやく戻ってきたかなというところでワクチンの副反応。1か月以上振り回されてきたのですが、そしてさらにこの度、濃厚接触者となりました。

仕事の予定も入れていたのですが、保健所は「感染後であろうと3回目接種後であろうと濃厚接触者は7日間の自宅待機」の一点張りでした。ルールに従うなら、全部リスケするしかありません。

さらに1週間一歩も家から出ない生活を送ると、体力が落ちることは間違いありません。病気予防が行き過ぎると、よく笑い話で言われるように「このままでは、本当に病気になっちゃうよ!」となります。これも怖いですね。

「感染リスクがありますので外出しないでください」というのが保健所の人の理屈です。でも、それって皆そうじゃないですか?(笑)「ご主人様は感染リスクが高いのです」いや「免疫的には感染リスクはかなり低いと思うけど」という押し問答をしても意味がありません。

非感染者が菌を持ち歩いて広がる病気ではなく、感染者の体内から放出されるウイルスによって空気感染する病気であることは、もはや常識ですよね。非感染者である可能性が高い僕が、外出するのは何の問題もないはずです。

ここで気づきました。僕には完全にサンクコストバイアスがはたらいてるなーと。この1か月ちょっとの間に2回も高熱にうなされて免疫獲得したんだから、もう勘弁してよーという気持ちです。

結局、保健所の方からは「これが国のルールです」と言われました。

でも詳しく聞くと法律ではなく、単なる通知・指導。最終的には自身の判断で外出することはできます。でも僕の自宅療養中、家族はみんな保健所の指示に従って行動していました。その姿にとっても感動した事を覚えています。

今も僕は、保健所の指示にはまったく納得していません。でも妻や子供たちに免じて、従うことにしました。だって家族からみたら、自分だけわがまま言ってるみたいで見苦しいですから。ただそれだけです。サンクコストバイアスは背負い投げ〜しました。

結局、2か月間も振り回されることになりました。体力回復期を入れるとさらに1か月程かかるかもしれません。後遺症に苦しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。時間がかかる上にまだまだ不透明なことも多い、本当に厄介な病気だと思います。

いろいろな考えの方がいらっしゃいますが、弱毒化したとしても、それは人類の身体(社会)が何かを獲得した(変化した)という意味だと私は考えています。それで結果的に何が起きるか。

50年後、心疾患による死者数が飛躍的に増えているかもしれません。だから今は誰が正しいというわけでなく、答えを見つけるための問いを設定する段階のような気がします。結果が出るのは、数十年後じゃないでしょうか。

僕自身まだまだ泥沼化する可能性は残されていますが「社会に生きる賢明なる個」としての判断を冷静にしていきたいと思っています。今回の個人的な経験を経て、僕はそんな風に考えるようになりました。

さあ、タケマリちゃんでもやるか。



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