連載 扇谷孝太郎 「身体と動きの新法則 筋共鳴ストレッチ」15
身体と動きの新法則
筋共鳴ストレッチ
第15回 第5&第4チャクラのバランス ~顎と腕の筋共鳴®その3~
文●扇谷孝太郎
Image: iStock
私たちが「肩の動き」というとき、それを生み出す主な骨格は、
・肩甲骨
・鎖骨
・上腕骨
です。そこに、
・肋骨
・胸骨
・頚椎
・胸椎
などのの小さな動きが加わることで、よりスムーズな「肩の動き」が生まれます。
鎖骨の動きを改善する意味
第5チャクラと第4チャクラをつなぐ頚椎の下部と胸椎の上部は、背骨を柔軟に動かせる場所の一つです。
しかし、ここが固まってしまっている人が多いのも事実です。
そこで、今回はまず肩甲骨を胸郭につないでいる「鎖骨」の動きを改善していきます。
肩の動きの中心になる骨格は肩甲骨ですが、その肩甲骨は鎖骨を介して体幹につながっています。
そのため、肩甲骨の動きを最大限に引き出すには、まず鎖骨が自由に動かせるようになる必要があります。
鎖骨を動かす筋肉としては、鎖骨下筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋(上部線維)、大胸筋(上部線維)が挙げられます。
それぞれの筋肉の位置と働きは以下のとおりです。
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