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連載 背骨を反らせば体が変わる  超!後屈入門 第5回


背中を反らせば体が変わる

超!後屈入門

第5回 胸椎を伸展するための基本ルール1
文●今村泰丈

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Image: iStock

今回からは効果的な後屈をするために必要な胸椎をテーマにお話をしていきます。

胸椎は私の感覚では、およそ9割の人がしっかり意識できず、正しく伸展させることができない部位です。

ここを意識し活性化させるためには、動かすための基本ルールを知る必要があります。

下半身は土台。腕はカウンターバランス

1回〜4回目まで、後屈に必要な下半身の使い方についてまとめました。今回は、腕の使い方についてシェアしていきます。

後屈に必要なのは背骨の柔軟性。そして、その柔軟性には、カラダを緊張させないための安定した土台が必要です。

カラダにおける土台は下半身であり、指先から股関節まで、それぞれの関節が協調的に働くことが安定した土台を作ります。

そして、背骨が心地良くしなっていくためには、腕の使い方が非常に重要となります。

結論から言うと、腕の重要な役割は「胸椎をヒンジとする役割」と「全身のカウンターバランス」です。

そして腕の役割を理解するためには、胸椎の理解が欠かせません。

そこでまず今回は、胸椎にスポットを当てて、後屈を深めるヒントを探っていきましょう。

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