![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61963297/rectangle_large_type_2_cc554f661d914beac358cfbf772a3cdf.jpg?width=1200)
【中小経営者は心してかかられよ!】サムライ魂の解釈とその使い方
都合よく解釈されたサムライ魂
サムライ魂=ネバーギブアップ精神💪
こんな解釈する人は、私的には正直ゾワゾワってしちゃいます:(;゙゚'ω゚'):
「最後はマンパワーで乗り切るぞ」とか、やたら言ってる会社もやっべぇぞ‼️と思っちゃいます。
ただし多くの人はサムライ魂をこう認識してるのではと思っています。
これについて私は、太平洋戦争前後に日本國の掲げた国民精神総動員(いわゆる滅私奉公)から生まれた『御国のために大和魂をもって闘う』に系譜するものと私は捉えています。
サムライ魂の本質とは?
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66520786/picture_pc_2e9adf1b29aaf6532cce93ed0cd8bceb.jpg?width=1200)
そもそも侍の時代が始まったのはいつだったでしょうか?
小学生の時に習いましたよね☝️そう、1192作ろう鎌倉幕府です。それまで貴族中心の中央統一政権から、武家政権へ変貌した『第一次幕末の到来』ともいうべき瞬間です。
ですので、本質を考える上で鎌倉幕府の武士政権誕生から掘り下げるべきと考えます。
御恩と奉公がベースのサムライ魂ならば…
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66521214/picture_pc_1bcf20d1a2c92ca44132ecfb19e6ca6d.jpg?width=1200)
ここから武士政権は約670年ほど続くのですが、基本軸にあるのは御恩と奉公の仕組みです。
この御恩と奉公こそ侍の根幹であり、先人たちの魂でもあります。切ってもきれない主従の規律を重んじ、主人のために一所懸命奉公し、御恩に感謝するのが本来のサムライ魂であると私は考えます。
となると、
サムライ魂=ネバーギブアップ精神💪
ではなく、
サムライ魂=対価に対し忠節を持って勤しむ💪
が正しい解釈ではないかと、私は考えました。
皆さんの会社はいかがでしょうか?
給与ステータスが世間的にいわれている平均賃金を下回っている会社で、ネバーギブアップ、やり切れなんて言われる筋合いはないのではないでしょうか。
社員に御恩を返せていないのに、サムライ魂的発想を展開する企業は、言語道断なのです。
↓世のサラリーマンに伝えたい本質↓
福利厚生を充実させ、待遇面や仕事環境を整備し、社員幸福度を上げることで、社員全員が奉公したくなる環境を整えることこそが最も重要であり、それを明示するためにフィロソフィーとして掲げるほうが有意義になるのではないでしょうか。
中小経営者の方々に伝えたいまとめ
・サムライ魂は、ネバーギブアップ精神ではないと考えよう
・フォーカスすべき本質は、武士政権が誕生した鎌倉時代
・御恩と奉公の視点で、人材から人財に変えていこう
・奉公する環境を整えるには、御恩の制度を手厚くしよう
+―――――――――――――――――――+
noteは共感できる人との交流の場としています。
この記事に共感いただけた方は、ぜひ相互フォローしましょう!
+―――――――――――――――――――+