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宇宙でランチしてきた【WDW Epcot Space220レポ】
宇宙で食事をしたことはありますか?宇宙飛行士でもない限り、答えはNoのはず。
宇宙とは、近頃現実味が帯びつつも、我々一般庶民にとってはまだまだ遠い存在。しかし、そんな私たちでも予約さえ取れてしまえば、上空220マイル(約354km)から地球を眺めながら食事をすることが可能なのです。そう、フロリダにあるウォルトディズニーワールドでなら。
「なーんだディズニーか」と思って離脱しそうなそこの人。このレストランはディズニーへの熱量に関わらず、一度でも宇宙にロマンを感じたことがある人であれば大興奮間違いなし!ディズニーのエンターテイメントの本気具合を感じちゃってください。読み終わる頃にはフロリダへの航空券を調べちゃうかも??
チェックイン後専用エレベーターで宇宙へ
予約時間にレストランへ向かい、まずはラウンジでチェックインを行います。名前を伝えると宇宙へと続く専用エレベーターの搭乗券が手渡され、腰掛けて待つよう案内を受けます。ちなみにHPでの予約は大激戦ですが、当日直接空きを確認しに行くと入れてもらえる可能性あり。私たちは予約可能日から確認し続けて、一度も空きを確認することができませんでしたが、当日の朝直接案内係のキャストさんに聞いてみたところ、あっさりランチの予約が取れました。
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宇宙へ向かうエレベーターは中央上と下が窓になっており、下の窓からはエプコットを出発しどんどん上空へ、大気圏を飛び出し遠くなっていく地球の姿が、上の窓からは目的地である宇宙ステーションに近づいていく様子が見ることができます。動画を撮ったのですが残念ながらnoteには動画掲載できないようで、、、気になる人はyoutubeなどで探してみてください。
エレベーターから降りて宇宙ステーションへ
エレベーターを降りてまず目に入るのはぐるぐる回る水耕栽培(?)の野菜たち。レストランで今から私たちが食べるであろう野菜はここで育てられているようです。これは流石に設定なのですが、実はエプコットには野菜を栽培している温室、さらにはそれを見学するアトラクションが実際にあり、そこで育った野菜は「ガーデングリル・レストラン」というレストランで食べることができるんです。アメリカのディズニー恐るべし。
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通路の向こうではウェイターさんがお出迎え。名前の再確認を終えて、前を見ると、、、
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もうそこは宇宙ステーション。さっきまでいたはずの地球が遥か下の方に。3分足らずでずいぶん遠くまで来てしまったようです。
宇宙を眺めながらのお食事
Space220ではランチは2コースミール、ディナーは3コースミールの注文が原則です。私はランチに訪れたので、前菜とメインからそれぞれ「マグロのタルタル(Neptuna Tartare)」と「ステーキとポテトのセット(Steak & Frites)」を選択。
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メニューは公式サイトで確認することができます。お値段は55ドルで少しお高めですが、ボリュームがすごい。3時にランチを食べて、完食できなかったにも関わらずその日の間はお腹が減りませんでした。クイックサービスのレストランでちょこちょこ食べるよりコスパいいかも。
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とにかくこのステーキのデカさがやばい。写真で伝わりきらないのが惜しいけど、拳4つ分くらいある。このデカさコース料理で出てくることある?ちなみに焼き加減も選べます。向かいに写っているのは同行者が頼んだハンバーガー。こちらも焼き加減を選べます。ミンチの焼き加減選べるって日本人的にちょっと怖いけど、しっかりレアで注文してしっかりピンクで来てました。お腹は壊してません。
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お腹がいっぱいの時は宇宙を見て一休みしましょう。
外の宇宙空間には宇宙船が飛んでいたり、宇宙飛行士が浮遊していたり、、、とにかく見ていて飽きません。宇宙飛行士はライトセーバーを持って戦ってたり、自撮りしてたりするので見れるとラッキー、写真に収められたらもっとラッキー。ふよふよ割と早い流れ(気流?)に流されてるので、写真に収められたのはノーマル君だけでした。
地球に帰る時間が近づいてきた
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ご飯が終わったら地球に帰る時間。ご飯を食べるためにさっくり宇宙にきてしまったんだなあとしみじみ。アメリカのテーブルダイニングでは、日本のように自分のタイミングでレジに行くのではなく、自席で担当のウェイターさんを待つのがマナーです。ご飯を食べ終えたタイミングで、どうだった?終わり?と聞きにきてくれるので、伝票をもらいましょう。食べきれない人は小さな持ち帰り用の箱をもらうこともできます。その後伝票にカードを挟んでおくと、再度回収にきてくれるので、それをもう一度受け取り、tipの欄に任意のチップの金額を記入し、机に置いて離席、がアメリカ(宇宙の?)での会計の一連の流れです。
宇宙に別れを告げ、専用エレベーターに乗るため元来た道を戻ります。エレベーターは行きに乗ったものと同じもの。帰路では、上部の窓には小さくなっていく宇宙ステーションが写り、下の窓から見える景色は、地球、大陸、WDW、エプコット、、、と移り変わっていきます。またいくからね!宇宙!
どうだったでしょうか。東京ディズニーリゾートにも、マゼランズやブルーバイユーレストランのようなコンセプト型のテーブルダイニングはありますが、正直規模感が桁違い。ブルーバイユーで例えるのあれば、船に乗り込み海賊たちが鉄砲を撃ち合う中を進んで、やっと見えてきた海辺のレストランに降り立つかのような、、アトラクションに乗りにきたのかご飯を食べにきたのかわからなくなるような没入感。これはディズニー好きな人以外にもぜひ知ってほしいし、機会があれば行ってみてほしいなと思いました。
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