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【オススメ】サクッと読めて、考え方を変えられる『働き方完全無双』ひろゆき

面白い!

1時間ぐらいで読み終わりました。

特に「会社で働くのが嫌な人」に手にとってもらいたい本です。

この本の主張を一言でいうと、著者のことばを借りれば”個人としてワンチャンを狙いながら幸せを目指す”生き方をしようということ。

おもしろいのは、著者のひろゆき氏が立ちあげた「2ちゃんねる」も、「たまたまそこにいたから勝てた」と言い切っている点です。

本書でひろゆき氏の視点でこれからの働き方に関して、「ワンチャン」を狙うための具体的技術として紹介されているのが「攻め」と「守り」の2軸。

読むと自分の置かれている場を冷静に判断できるようになり、これからどうすべきかの具体的行動が見えてきます。

攻め

印象的だったのが「新しいことにはとにかく首を突っ込んでみろ」ということです。

最初から「そこにいただけ」で先行者有利をとることができ、特に無料のSNSなど最初からいたという理由でフォロワーを増やし注目を浴びることも可能。

ぼくは最近ツイッターを10年ぶりぐらいに使いだしまして、フォロワーが全くおらず10年前から少しずつでも呟いていたらなぁと非常に後悔しています。

やはり、新しいものにはとにかく乗っかってみるということは大切ですね。

会社を1つ持っておけという主張も興味深く、理由は「なんでも経費でおとせる」から。

「著述家」が最強という説もおもしろく、旅行代も取材費として経費でおとすことができること、そしてブログで毎月数100円の広告収入があるだけでも著述家と名乗ることができる点が挙げられています。

「起業するぞ!」と意気込むと多大なエネルギーが必要に思われますが、売上はメルカリで物を売った売上でもよく、その売上で買ったものを経費にする、これくらいの感覚で会社を持つことは「アリ」だと著者がしている点も面白いです。

確かにそれぐらいの心持ちであれば、起業へのハードルがぐんと下がります。

他にも様々な方法が書かれていますが、最後にご紹介したいのが、能力以外の部分でレア人材になるための一例として髪型をボーズかアフロにすること。

あくまで一例ですが、笑いました。

守り

ここでのメインは「ブラック企業から身を守る方法」と、「健康維持の方法」。

まず「ブラック企業から身を守る方法」に関して、もしあなたがブラック企業に勤めている場合、今行動できることは「すぐに録音できるような状態にしておく」ことです。

もし企業側の不当な行動を記録できれば、今は個人の時代なのでメディアを使って拡散させることも可能。

ですので、まずは証拠をおさえることに注力することが非常に大事です。

「健康維持の方法」は様々な方法が紹介されていますが、ぼくがすぐに使って効果がでたのは「鼻づまり」を治す方法。

鼻を手でつまみ、鼻と口で息をしないようにして1分以上できるだけ長いあいだ我慢するという簡単な方法です。

充血で鼻腔が狭められていることが実は鼻づまりの原因。

息をしないことにより、「体中に酸素を行き渡らせるために鼻を充血させている場合ではない」と脳に思い込ませることによって、鼻の充血を解消することができるということです。

ぼくは万年鼻づまり持ちで困っていましたが、早速やってみると確かに効果がありました!

鼻づまりの方は是非トライしてみてください。

おまけ(旅と映画)

最後に、様々な場所を旅をし映画をこよなく愛する著者がオススメの観光スポットと映画をリストアップしてくれています。

そのリストの中でぼくが行ったことある場所は、アメリカのゲッティセンターで、広大な土地に至極のアートが並べられてあり、東京の美術館のように客でごったがえすこともなく(時期にもよるかもしれませんが)、ゆったりと鑑賞をたのしむことができました。

映画では、インド映画の『きっと、うまくいく』が挙げられており、確かに面白かったです!

3時間の長編ですが、随所に笑いや事件、謎解き要素があり引き込まれる物語。

最後に

自分の人生を自分で守るための技法が詰まった本でした。

現状に不満のある人、会社勤めをしていて「このままで良いのだろうか」と漠然と考えている人には是非おすすめの内容です。

ここでは触れていませんが、ベーシックインカムや生活保護についても触れられておりますので、興味のある方は是非手にってみてください。

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