レビュー『レバレッジ・シンキング』
先日、以下の記事に『レバレッジ・リーディング』のレビューを書いたので、本日は同じ著者による『レバレッジ・シンキング』をご紹介。
各個人が持つ資本である「労力」、「時間」、「知識」、「人脈」の四つの分野について、自己投資の効率化をはかるための本。
努力しているのに、なかなか成果が上がらないことに悩んでいる人におすすめで、余裕を持ちながら大きな成果を上げる方法が書かれています。
各分野を「投資」の視点で考え、見返り(ゲイン)を最大化することについて著者の経験をもとに紹介しており、そもそも見返りがないと、人のやる気はどんどんと無くなっていくと指摘しています。
最小限の時間と労力で、大きな成果を手に入れるにはどうしたらよいかについて、立ち止まって考えさせらました。
以下、本書からの学びをまとめます。
・ゴールを明確に定めること = 選択力がつく!余計なことをしなくなり、時間、お金、労力の無駄がなくなる。
・成果をあげるための公式: 成果 = パーソナルキャピタル × マインド
・パーソナルキャピタ = 労力 時間 知識 人脈
・無意識的に小事に取り組むこと = 意識的に大事に取り組まないこと スティーブン・R・コヴィー
・人間の行動の95%が無意識
・少し面倒くさいと思うことを、少しづつやっていく → ゴミ出し 掃除 捨てる 脱いだ靴をそろえる
・仕組みを作ること = 仮説→実行→検証→仕組み化。チェックリストやマニュアルを活用する
・習慣づける = 小さな良いことから徐々に大きなことへ。数字で記録してモチベーションを維持する
・決意を新たにするのは無駄 → 居住、つきあう人、時間配分を変えることによって自分を変える
・革新に必要なことは、既存の優れたアイディアを発掘、保存し、自分のニーズに応じるように考える作業に集中!
・人脈つくり = 貢献できる何かを持っていること