2024年版:AIを学ぶのにオススメしたい定番の書籍リスト
人工知能(AI)は、ぼくたちの生活を大きく変えつつあるテクノロジーです。
そんなAIの世界へ足を踏み入れたい方へ、初心者でもわかりやすく、AIの基礎を網羅できるオススメの書籍をご紹介します。
基礎
AIについて学ぶにあたって、まずは「AIとは何か?」「なぜAIが注目されているのか?」といった基本的な知識を身につけることが大切です。
この章では、AIの基礎をわかりやすく解説してくれる書籍を紹介します。
『人工知能は人間を超えるか』松尾 豊
本書の著者は、日本のトップクラスのAI研究者であり、東大教授の松尾豊氏。
AIの最新技術「ディープラーニング」について、わかりやすく解説しています。
AIの基礎知識はもちろん、今後のAIの発展についても触れられており、AIの全体像を掴むのに最適な一冊です。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
本書は、AIが得意なこと、苦手なことを具体的に示しながら、これからの教育について深く考えさせられる一冊。
AIの技術的な側面だけでなく、AIが社会に与える影響についても考えるきっかけを与えてくれます。
『「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?』野口 悠紀雄
生成AIの活用本は多数でていますが、知的生産術系で一冊あげるとしたら本書。
生成AIの長所が「要約」と「校正」であるとし、その長所を、著者の執筆作業にいかに取り入れているかが描かれています。
生成AIができることはなにか、どういう使い方をするか、文章家・経済学者の立場から説いており、とくに文系の方や、普段から文章を書いている方にオススメです。
AI業界の見取り図
AIは、日々進化を続けている分野。
この章では、AIの最新動向や、AIが社会に与える影響について深く掘り下げた書籍を紹介します。
『人工知能のアーキテクトたち ―AIを築き上げた人々が語るその真実』Martin Ford
本書は、AIの第一人者たちへのインタビュー集です。
AIの現状や未来について、さまざまな視点から論じられており、AIの全体像を把握するのに役立ちます。
『スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運』ニック・ボストロム
本書は、AIが人類の将来にもたらす可能性について、哲学的な視点から深く考察した一冊です。
AIの倫理的な問題や、AIと人間の共存について考えるきっかけを与えてくれます。
正直、専門的な知識がおおく、読みとおすのにハードルが高いですが、AIにかかわりたいならば必読の書。
ビル・ゲイツが影響を受けた三冊のAI本のうちの一冊です。
ちなみに他の二冊は『LIFE3.0』と『脳は世界をどう見ているのか』で、元記事はこちら(GatesNotes)です。
数学
AIを深く理解するためには、数学の知識が不可欠です。
とくに、線形代数や確率・統計などの知識は、AIのアルゴリズムを理解する上で重要になります。
この章では、AIに必要な数学の基礎をわかりやすく解説してくれる書籍を紹介します。
ここで紹介する本は、上記の松尾教授が公開している「人工知能・深層学習を学ぶためのロードマップ」を参考にしました。
『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』石川 聡彦
本書は、AIプログラミングに必要な数学の基礎を、ゼロから丁寧に解説しています。
Pythonのコードも交えながら、数式の概念を視覚的に理解できるよう工夫されています。
『最短コースでわかる ディープラーニングの数学』赤石 雅典
本書は、ディープラーニングの理解に必要な数学を、高校レベルの知識から丁寧に解説しています。
とくに一見の価値があるのが、AIに必要な数学分野を描いた「相関関係マップ」
大きなまとまりを一望できます。
Jupyter Notebook形式のコードも提供されており、実際に手を動かしながら学ぶことができます。
『機械学習のエッセンス -実装しながら学ぶPython,数学,アルゴリズム- (Machine Learning) 』加藤 公一
本書は、機械学習のアルゴリズムを自分で実装することで、その仕組みを深く理解することを目指した一冊。
Pythonを用いて、実際に手を動かしながら学ぶことができます。
まとめ
AIの分野は、日々新しい発見や技術革新が生まれています。
キャッチアップするのが大変ですが、今後もさまざまな関連書籍を手に取り、学習をすすめていきます。
そして毎年このリストをアップデートし、すばらしい本をご紹介できたらと思います。
自分の興味のある本から、AIの世界を探求してみてください。
オススメのAI本があれば、ぜひ教えていただけるとうれしいです。
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