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ぼくの90日1億円チャレンジは、なぜ「行動0」で終わったのか

いま、「100日で100冊のkindle本出版チャレンジ」に取り組んでいます。

しかしじつは1年前、「90日で1億円を稼ぐ」という途方もない目標に挑戦して、見事に失敗しました。

このアイデアは、ディスカバリーチャンネルの「覆面ビリオネア」という企画から着想を得たもの。

番組の主人公であるグレン・スターンズ氏は、100ドルの元手から90日間で100万ドルのビジネスを築き上げるという壮大なチャレンジに挑みました。

とても面白い企画で、自分もやってみたい!と思い、ぼくも挑戦。

しかし結果は散々なものでした。

今回は、大失敗の理由と、そこから得た教訓をご紹介します。

毎日の目標のなさ

グレン氏は毎日、その日の振り返りと翌日の計画を明確に語っていました。

カメラの前で「今日は〇〇を達成した。明日は××に取り組む」と、具体的な行動を宣言していたのです。

これは単なるパフォーマンスではありません。

宣言することで自分を追い込み、約束を守らなければという責任感が生まれます。

また、具体的な行動を言語化することで、自分の進捗状況も明確になります。

でも、ぼくはその基本的なところで大きく躓いてしまったのです。

毎日の目標があいまいで、なにも実行に移せない日々が続きました。

「明日こそは」と思いながら、結局はYouTubeでビジネス動画を見漁るだけ...。

いま思えば、グレン氏のように、誰かに見られているという緊張感がなかったことも、失敗の大きな要因だったかもしれません。

SMARTな計画の必要性

「来週までに1万円稼ぐ」という目標は簡単に立てられます。

しかし、ぼくにはそれを達成するための具体的な手段が見えていませんでした。

毎日、新しいビジネスアイデアをリストアップすることに夢中になり、その選択肢の海で溺れているような状態。

そんなとき、昔から知っているSMARTの法則を思い出しました。

これは目標設定の黄金律と呼ばれる強力なフレームワークです。

SMARTは以下の5つの要素から成り立っています。

・具体的(Specific)に行動を定める
・計測可能(Measurable)な数値目標を設定する
・達成可能(Achievable)な範囲
・自分の価値観に関連性(Relevant)のある目標
・明確な期限(Time-bound)つき

ぼくの「90日で1億円を稼ぐ」という目標をSMARTの観点から分析すると、致命的な欠陥だらけでした。

とくにできていなかったことが、具体的に行動を定めること。

選択肢をせばめる

当初、ぼくはYouTubeを通じて、ビジネスを築く方法を探り始めました。

お金稼ぎ系の動画を片っ端から視聴しましたが、どれも単純な時間と労力の交換にしか見えず、心が躍りませんでした。

オリジナルノートのAmazon販売というアイデアには興味を持ちましたが、結局アクションを起こせませんでした。

今思えば、「YouTubeで見つけたお金稼ぎの方法を毎日1つ試してみた」という企画のほうが、おもしろいコンテンツになっていたかもしれません。

そもそも、グレン氏はすでに億万長者として成功を収めていた経験者でした。

その経験があったからこそ、的確な判断で次々と挑戦できたのでしょう。

一方、ぼくは数多くの選択肢の中で迷い続け、具体的な行動に移せませんでした。

まとめ

90日で1億円を稼ぐという壮大な目標に挑戦し、ぼくは見事に大失敗。

しかし、この失敗から得た学びは大きいものでした。

毎日の具体的な行動に落とし込める目標があってこそ、確実な一歩を踏み出せることを学びました。

この経験があったからこそ、今取り組んでいる出版チャレンジでは、「Kindle本を毎日1冊出版する」という、自分で考えなくても、毎日の目標が明確なプロジェクトを選択。

副業や新規プロジェクトにチャレンジしたい方へ。ぼくの失敗体験が、皆さんの参考になれば幸いです。

P.S. ぼくの失敗と学びをより詳しく知りたい方は、新刊『失敗から学ぶ90日チャレンジの法則』をご覧ください。

今回紹介した「毎日の目標の欠如」を含め、7つの致命的な失敗要因と対策を網羅しています。


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