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生産性をあげるってなんだろう?時間を味方につける方法
ぼくたちの日常は、ますます忙しくなるばかり。
時間のなさに悩まされることが増えています。
あれもしたい、これもしたい。
おしよせる情報の波にのみこまれてしまいそう。
ただでさせ、仕事、家庭、趣味といった活動に追われ、自分の時間が疎かになってきました。
そこで今回は、「生産性をあげる方法」について考えてみたいと思います。
生産性とは?
そもそも、生産性とはいったい何でしょうか?
たんに「効率よく仕事をこなすこと」と考えられていますが、じつは違います。
生産性とは、「投入するリソース(時間やお金など)」と、「手に入れたいものの成果」の比率のこと。
つまり「生産性が高い」とは、以下の2つのことをあらわしています。
・少ないリソースで、同じアウトプット
・同じリソースで、大きなアウトプット
しかし生産性が低いと、なかなか結果がでず、ストレスや焦りがつのるばかり。
生産性をたかめることによって、余裕をもって日常を楽しむことができます。
時間がない = 生産性が低い
「忙しい」、「時間がない」という問題の根本には、じつは「生産性が低い」ことにあるのではないでしょうか。
たとえば、同じ時間をかけても成果のでないムダな作業や、効率の悪いやり方を続けていると、どれだけ時間があっても足りなく感じるもの。
まずは生産性をあげる工夫が必要です。
しかし、「生産性向上=難しいことをやり遂げなければならない」という誤解がひろまっています。
実は、考え方をすこし変えることや、小さな習慣の改善によって、おどろくほどの効果が得られることがあります。
生産性をあげるもっとも簡単な方法:とても無理だと思う〆切
では、どのようにしたら生産性を向上させるかを考えてみましょう。
まず大切なのは、「とても無理だと思う〆切」を設定することです。
生産性とは、「投入するリソース(時間やお金など)」と「手に入れたいものの成果」の比率だといいました。
この「投入するリソース(時間やお金など)」を圧倒的に少なくすれば、必然的に生産性はあがります。
たとえば、1週間はかかるとおもわれる仕事を、1日で終わらせてみる。
「こんな短い時間では無理だろう」と感じることがあるかもしれません。
しかし、そのような状況こそ「ゼロベースであたらしいやり方を考える良い機会」なのです。
そもそもそのタスクが本当に必要なのか、効率的にすすめるための方法は何かを考えなおしてみましょう。
うえで、「時間がない = 生産性が低い」といいましたが、「時間がない」という口ぐせを「時間はない」にかえることで、生産性をたかめるための思考になります。
つまり、「時間はない = 生産性が高い」といえます。
短い時間で終える方法をみつけることで、限られた時間でも成果をあげることができます。
おわりに
自分の時間を取りもどすために、来年からは生産性向上に取り組んでみるのはいかがでしょう。
無理に多くのことをこなすことが重要なのではなく、「圧倒的に少ない時間」で同等の成果をあげることがカギです。
つねに「もっと短い時間で、その目的が達成できる方法はなんだろう?」とシンプルに考える習慣を身につけることで、確実に効果があらわれるでしょう。
ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』でも、メインのテーマとして「生産性の向上」があげられています。
このなかでは「投入するリソース」として、「頭がきちんと動く時間」が挙げられていたりと、生産性をさまざまな視点でとき明かしてくれています。
本書は、やらなければいけないことを「とにかく頑張ろう」といった、「生産性の低い考え」に染みついたぼくの価値観をぶちこわしてくれた特別な一冊です。
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