日本のおしゃれブックカバー5選
みなさんはブックカバーをつける派ですか?
ぼくはいままでつけない派でした。
というのも、本を読む場所はほぼ家だったので、カバーをしていると、どの本なのかがぱっと見でわからないからです。
しかし、さいきんは電車で本を読むことが増え、ほかの人にどんな本を読んでいるかを知られるのが少し恥ずかしく、ブックカバーをつけるようになりました。
ただ、持っているブックカバーがデザイン的に良くなく、少し不満でした。
そこで、もっとオシャレなブックカバーを手に入れるべく、日本にはいったい、どんな種類のブックカバーがあるのかを調べることに。
参考にしたのが、『日本のブックカバー 』と『カバー、おかけしますか? 2』。
その2冊から独断と偏見でえらんだ、全国のブックカバーTOP5をご紹介します。
1位:黒木書店・フィルモアレコード
1位は福岡県福岡市の「黒木書店・フィルモアレコード」のブックカバーです。
大胆に配置された美しい木の写真。
写真というのは、伝えたいもの、ことをダイレクトに映し出すことができ、素朴さや、おちつきを感じさせます。
なんといっても空気感がたまらないブックカバーです。
2位:書泉
2位は東京都千代田区の「書泉」のブックカバー。
紋章のようにもみえますが、何のイラストでしょうか。
カラフルでかわいく、まるで絵本のようなイラストです。
配色とシンプルな図の組み合わせで、これだけ魅力的な絵を生み出せることに驚かされました。
3位:島海書房
3位は東京都千代田区の「島海書房」のブックカバー。
魚拓でしょうか。
大胆ですが、潔くシンプルにまとまっています。
このブックカバーをつけていると、「何の本だろう?」とまわりの視線を集めそうです。
4位:崇文荘書店
4位は東京都千代田区の「崇文荘書店」のブックカバー。
情報量がとても多いです!
チョーサー著作集の挿絵を使用しており、インパクト大。
密度がたかく、ながめるのが楽しくなります。
中右の赤のラインもアクセントになっており、メリハリをもたせています。
5位:神保町にゃんこ堂
5位は東京都千代田区の「神保町にゃんこ堂」のブックカバー。
猫のイラストのインパクトたるや。
マンガ家のくまくら珠美さんのイラストです。
そして「So many books, So little time.」という文言も、読書ずきなら誰もがうなずかされます。
それにしても、2位〜5位まではすべて千代田区の本屋さん。
さすがは、本の聖地です。
ブックカバーのメリット
日本独特の文化であるブックカバーですが、さまざまなメリットがあります。
まず、読者にとっては、まわりの人に本の題名を知られたくない時に役立ちます。
そして、本を汚れから守ってくれ、本棚で保管するときには、本の背の日焼けを防いでくれます。
なによりも無料でもらえる点がうれしいです。
書店側の視点にたってみると、会計済みのしるしとして目立ちますし、ブックカバーはお店の広告としての役割も担っています。
そんな、さまざまなメリットがあるブックカバー。
今回あげたTOP5の書店は、どれも住んでいる場所から離れているので、これらのブックカバーを手に入れることができませんが、本をつうじて、オシャレなブックカバーをもっている近場の本屋をみつけることができました。
ブックカバーをもらうことが、本を買うたのしみの一つになりました。