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100日チャレンジ反省会
先日、ついに「100日100冊出版チャレンジ」が終了しました。
そして、無事100冊を達成!!!
振り返ってみると、予想以上の発見と課題が見えてきた100日間。
今日は、このチャレンジから得られた「反省点」をご紹介したいと思います。
これから、なにか新しいチャレンジを始めようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
プロジェクト設計の問題
プロジェクトの設定自体に、とても大きな問題があったことに気づきました。
最初は「1日1冊」のペースで出版することを目指していました。
しかし問題は、「今日できなかったぶんは、明日がんばれば大丈夫」という、「あとから挽回OK」を許してしまっていたこと。
その結果、出版の遅れが雪だるまのように大きくなってしまい、70日目の段階で「17冊」も遅れてしまいました(あとでなんとか挽回しましたが)。
「5冊分の遅れがでたらプロジェクト失敗」というルールを設ければよかったと考えています。
時間管理の失敗
時間管理の面でも、想定以上の課題が見えてきました。
一番深刻だったのは、振り返りの時間をほとんど確保できなかったこと。
本来なら、PDCAサイクルを回すように、日々の活動を振り返って、改善点を見つけ出す時間を設けるべきでした。
また、新しい本を書くためのリサーチ時間も圧倒的に足りませんでした。
おもしろい本のアイデアはたくさん浮かんでいたのですが、それらを深掘りするための調査時間がまったく取れない状態。
驚くかもしれませんが、この100日間で最初から最後まできちんと読めた本は、たった1冊だけ。
noteでの1,100日分の蓄積がなければ、到底無理なチャレンジでした。
もちろん、必要に応じて本を参照することはありましたが、明らかに学習量が少なすぎる状態。
1日1冊という目標設定自体に無理があったので、いま思うと、「1週間に1冊の出版」を目標にすることのほうが良かったのではと思います。
AIツール活用の課題
AIツールの活用についても、たくさんの反省点が見えてきました。
プロンプトは確かに毎日少しずつ改良を重ねていきましたが、もっと違う使い方ができたはずなのに、その可能性を十分に探求できませんでした。
じつは、このチャレンジの前に、いろいろなプロンプトのテクニックを勉強していたんです。
たとえば、アイデアを連鎖的に発展させていく「思考の連鎖」や、生成された内容の精度を高める「認識検証パターン」など。
でも実際のチャレンジでは、時間に追われすぎて、一発で答えを求めるような単純なプロンプトばかりを使ってしまいました。
もしAIとの対話をもっと深く重ねていれば、新しい発見や気づきがたくさん得られたはずです。
まとめ
「100日間で100冊のKindle本を出版する」
毎日1冊、約12,000字。
始める前は、この途方もない目標に正直不安でいっぱいでした。
でも、デジタルコンテンツづくりの新しい可能性を探りたい。
そんな思いが、この挑戦への第一歩となりました。
チャレンジはなんとか達成したものの、「本作りのスキルを磨く」というところに、大きな課題が見えてきました。
これは、次のチャレンジに活かしたいと思います。
P.S.
じつは、ちゃっかり『100日100冊出版・大反省会』という本に出しています。
チャレンジの最後の日に、チャレンジ自体への振り返りをしたくなったので、良い機会だったので本にしました。
本書では、プロジェクトの「良かった点」、今回この記事でとりあげたような「反省点」、そして「次のチャレンジに向けての改善点」をまとめています。
この本が、なんらかの100日チャレンジに取り組む方の参考になれば幸いです。
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