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正直実際読んでないシリーズ①川端康成『雪国』【ネタバレ無】
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
『雪国』は、文学作品ではこの有名な書き出しで始まる。多くの方はご存じかと思う。
「...あれ、ここしか知らなくね?」
俺自身が読書初心者なのもあるだろうが、書き出しの知名度のわりに、その内容について聞いたことがない。
じゃあ読んだろ!!
読んだ。読んで印象に残ったのは、急展開だな、ってこと。唐突に終わる感じがもどかしいようで、逆にいいというか...
風景の描写もいい。ノスタルジックな気分になる。
たかが大学生の分際で仰々しくもノスタルジーのなんのって言うのは変だ。
Q.日本海のどこが魅力?
国鉄のにおいがムンムンするから
Q.国鉄時代生まれてないでしょ?
この感覚を俺は抱く。言葉遣いは難しい。俺がこんな駄文を書くのでさえ困るんだから、いわんや小説家をや、なんて
文章家って凄いんだなってのは、なにかしら書いてみないとわからない。
〈もうひとつの雪国〉
吉幾三がコミックソングから演歌へ路線変更した曲に「雪国」がある。
歌詞がどうも小説のほうとリンクしているように感じられる。追いかけて雪国に行くって訳じゃないけれど。
【紹介した本】
川端康成『雪国』(岩波文庫 緑)