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養生訓 巻五 洗浴 鳳凰堂流解釈③


原文を現代文に改変

暑月の外、五日に一度沐(かみあら)い、十日に一度浴す。これ古法なり。

夏月に非ずして、しばしば浴すべからず。氣快しといえども氣減る。

鳳凰堂流意訳

夏の6月、7月、8月頃以外は5日に一度髪を洗い、10日に一度入浴するのが古法である。

夏月以外はあまり入浴しない方が良い。気持ちが良くても氣が減るからである。

鳳凰堂流解釈

現代では、毎日入浴される方も多く見受けられます。食生活も江戸時代とは異なっている為、先に挙げたように入浴後スッキリするようであれば一定良いと思いますが、氣は必ず減るのは確かです。

体調が悪い時は入浴せず、できるだけ温かくして早く寝るのが1番です。

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