京阪アクセントは3パターン!
前回記事の内容を少し掘り下げたいと思います。お題の通り、アクセントの解説になるので、今回は「書くより話す」です。
さて、早速ですが以下の図をご覧ください。
この3才児並みの図に、京阪式アクセントのすべてが詰まっています。
では早速、repeat after me!
①梅田
うめだ ●●●
これは、真ん中の図に相当します。すべての文字を、同じ高さで棒読みしてください。決して途中で上げ下げしてはいけません。
②難波
なんば ●○○
これは、一番右の図に相当します。最初だけ高く、以降ギュッと下げていきます。最後まで穏やかに下げ続けてください。他に「京都」「東大寺」などが該当
③天王寺
てんのうじ ○○-●○○
これは上の図の、左と右を組み合わせたもの!まず、「てん」の部分は徐々に上げてゆき、次に「のうじ」で「なんば」と同じ発音をします。
このタイプの複合アクセントは、他に「心斎橋しんさいばし ○○-●○○○」「焼肉定食○○○○-●○○○」などがあります。
④淀屋橋
よどやばし●●-●○○
これは上の図の、真ん中と右を組み合わせたものですね。「梅田難波」ってしゃべる感覚ですが、必ずしも意味の切れ目とアクセントの切れ目が一致しないので注意。他に「五条大橋●●●-●○○○」「大阪大学●●●●-●○○○」など。
組み合わせ的には、あといくつかありますが、あまり耳にしません。まあ、あったとしたら組み合わせるだけなのでそう難しくはないでしょう。