上方語で執筆する論文【日本語文法上の助詞の扱いを再編成する】
今回は徒然なるままに、上方語(関西弁)を切り口にした、国語文法に関する持論を綴ってみようと思います。
おさらい。「京阪アクセントのルール」
①上方語のアクセント(声調)は、文節単位で決まっている
②そのパターンは、高平、降低、低起の3つ(およびその組み合わせ)しかない
③後ろにつく助詞等により文節の長さが変わっても、パターンは維持される。その際、あくまで「文節単位」で維持されるので、低起なら起部が後ろにずれる
②に関しては、以前簡単にまとめましたのでご参照おしやす(京阪式