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想いを伝える「~だよ」

先日、友人の興味深い話を聞いたので、いっそまとめてしまいました!(笑)

終助詞「よ」の、使い方

では、早速クイズです。

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Q.「~やよ。」/「~やね。」は、エセ関西弁である。○か×か

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さて、この「そうやよ」「せやね」、実は京都や大阪の中心部では使われません。伝統的な京言葉や船場言葉で使われるのは、「せやな」「せやで」「そうえ」などでした。

しかし、周辺地域では様々な言い方がありました。そのうち特に言いやすうて人気のあった言い方が、ネットの普及などで広まって今に至る、という訳です。

ほら、関東弁だってそうでしょう?
「違(ちが)くない?」とか「~じゃんね」とか、もともと東京中心部では言いませんでした。それが、北関東や相模方面から広まって今では普通に使われています。

これだって、立派な関東弁でしょ?

せやさかい、みなさんも「せやね」とか「そうやよ」を、堂々と使ぉておくれやす。それでもし、
「どこの関西弁やねん?」と凄みを利かされて言われたら、こう言い返してやりましょう。

「飛騨の関西弁やよ?」

ほら、某映画の主人公(姿はヒロイン)も、妹に突っ込まれてたじゃないですか。

「…え、知らんの? 有名やよ?」

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さて、話は大阪南部に戻って、関東「~よ」にあたる言葉を、実例を基に紐解いていきましょう。


毎日出てるよ
毎日出てるで

事実を伝えるときは「~やで/~してるで」を使います。


私もそう聞いたよ?
私もそう聞いたよ?/聞いたで?

疑問・確認の際も①と同じですが、両方使います。


新種のウイルスなんだよ!
新種のウイルスやねん(で)!

「~なんだ」は、原則「~やねん」になります。
「で」を付けてもいいですが、「やねん」にも事実を伝える意味が含まれるので付けなくてもいいです。


味覚障害になるらしいよ
味覚障害になるらしいで

「らしい」が付いても①に同じ


嫌だよ…
嫌やわ…

感情を伝えるときは、「わ」を使います。
「好きやわ」は感嘆・ひとりごと、「好きやで」は教えてるニュアンス。


また自粛だよな
また自粛やんな

確認の「~だよな?」は、「~やんな?」
なお、「~するよな?」はそのままです。合ぉてるやんな?


ダメだよマジでダメだよ…
あかんで本真あかんで…

説明は割愛するから口ずさんでごらんご一緒にさぁ!
●●●○ ○○● ●●●○…

さて、記事執筆、明日は少しお休みしようかね。また来週!