失恋したからドライフラワー作ってた話
私ほてり。が、
スキンヘッドの元彼に振られたあの頃。
いやー、あれは本当に悲しかった。
ネットで出会った遠距離恋愛だったけど、
ほんとにドストライクな顔で、
身長も170cm前半でちょうど良くて、
ノリも合うし、往復5万円の交通費をかけてでも毎回会いに行っていた。
（詳細はこちらのnoteで↓）
そんな彼に振られちまったんですよ。
それで、共通のあるあるか知らないけれど、
失恋したら失恋ソング聞きまくりません？？
当時の私はそりゃもうたくさん聞きましたよ。
悲しいことっていっそわんわん泣いた方が気持ち楽になれますよね。
そんな失恋ソング、一体何を1番聞いていたか？
タイトルで察する人いるんじゃないでしょうか。
ええ、そうです。
優里の『ドライフラワー』です。
うわぁ、ベタだなぁとか言わないで！
本当にあの頃の私にはすんごい刺さってたんだから！！
MVの女の子がドライフラワーを抱えるとこなんか特に！
だから私、ある行動に出たの。
ドライフラワーを作ろうって…！
いくつかのnoteにも書きましたが、
私の行動力は本当に半端では無い。
特に失恋や怒りから出てくる行動力というのは凄まじいもの。
早速私は、スクールをたくさん探した。
流行りというのもあって、
検索すれば京都でも沢山スクールが出てきた。
でもなんだかしっくり来ない。
というのも、京都のスクールで出てくるのは
十数人に対して1人の講師のスタイル。
コミュ障陰キャの私には、
その環境がとてつもなく苦手だった。
大勢の前で質問コーナーとかされたら手上げれんし。
それに、作りたいと思っている理想のスワッグとも少し違っていて
なんだかなぁ…とモヤモヤ。
最終、京都から関西まで範囲を広げて探し、
私の理想ドンピシャのフラワースクールを見つけた。
場所は大阪の1つのお家。
個人でされているので、マンツーマンレッスン。
Instagramに載っている作品も私が作りたいと思っているものばかり。
これだ！！！と運命を感じレッスンを申し込み、
片道1時間半かけて大阪へ向かった。
講師の先生はとても温かい人だった。
素敵な笑顔で出迎えてくれたから、
人見知りでコミュ障な私でも心から安心した。
お部屋に流れる落ち着く音楽を聴きながら、
好きな色味のドライフラワーやプリザーブドフラワーに触れる。
色んな色の花が合わさって出来た作品は、
先生が提案してくれたこともあってとても可愛かった。
完成したお花を眺めながら、
お疲れ様、と出してくれた紅茶とお菓子は
本当に美味しかった。
※それがきっかけで、私は今後の人生で紅茶にハマる事になったりもした。
最初はおためしの体験レッスンを申し込んでいたが、
アレンジメントを作る優しさと、温かい雰囲気に
すぐさま本格的にレッスンを受けようと決意し、
かれこれ1年半…いや2年くらいは通い続けた。
毎月数万円の出費は、
当時の高卒で働き始めたばかりの私には
少し大変だったけど、
そんなことどうでもいいくらい心地よい環境だったのだ。
可愛くてオシャレなアレンジメントを作れるのも楽しかったけど、
仕事の愚痴とか、
たわいもない日常的な出来事とか、
たまに恋バナとか。
そういった話も、嫌な顔せず聞いてくれて嬉しかったのを覚えている。
2歳の時から私は母親がいなかったので、
もし母親がいたらこんな感じだったのだろうか。
と勝手にあったかくなっていた。
そうして何年か通っているうちに、
スキンヘッドの彼の事は忘れて夢にも出なくなったし、
新たに職場で8個上の新しい彼氏も出来た。
（スクールを卒業してから別れてしまって、今は別の彼と同棲生活送っておりますが。）
一時期副業としてお金を稼ぐことにも繋がったので、良いことづくしだ。
失恋したからドライフラワー作りに行こう。
きっかけはそんなよく分からない事だけど、
最終的には何もかもいい体験に繋がったし、
むしろあのタイミングで失恋して、
優里の『ドライフラワー』が刺さっていなければ
スクールに通うきっかけも生まれなかったわけだし。
優里…いや、スキンヘッド元彼か？
どっちでもいいや。
とにかく素敵な経験をありがとう。
近々先生に久しぶりに会いに行こうかな。
あの時の職場の彼と、なんやかんやあって別れました☆
って報告しないと。
美味しいお菓子と紅茶を持ってってね。
私が通った大阪のスクールはこちら。
是非近くに住んでいる方で興味があれば体験レッスンに行ってみてね。
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