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好きな人。
気軽で身軽な人が好きだ。
気軽に誰にでも話しかける人。
身軽にやるべきことをする人。
気軽に笑顔を送る人。
身軽に自分の好きなことをする人。
とても魅力的だと思う。
私も、そんなふうになりたいと思い、コツコツ努力をしているつもりだ。
だが、やはり天性の気軽さや身軽さを持つ人には到底及ばない。
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最近になって私は、自分にはないものを持つ人の魅力を受け入れ尊敬できるようになってきたと思う。
学生時代は、自分と似たものを持つ人と好んで友達になっていた。
それは、すごく心地が良い。
話も弾むし、傷つかない。
今でも学生時代の友達は宝だ。
ただ、大人になってからできる友人というのも面白いものだ。
年齢も性別も考え方も、全く違う友人ができる。
時には話がヒートアップするし、イライラすることもある。
考え方の違いにはっとする瞬間があり、自分というものを認識するきっかけをくれる。
そんなかけがえのない友人も、宝だと思う。
私は、気軽で身軽な人が好きだ。
その考え方は偏っているのかもしれない。
数年後にはまた、考え方が違っているだろう。
過去に出会った友達も
いま身近にいてくれる友人も
未来に出会うであろう人たちも
私は今ここで大切だと思いを馳せるのだ。