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世界的デザイン賞を受賞。自然の造形と人工物が融合したサウナエリア/平野屋

コロナ禍で日帰りサウナ事業への投資を決断

1932年に料理旅館として愛知県・三谷温泉で創業した「平野屋」。高台から見渡す三河湾の風景、地産地消の食事、そして天然温泉を売りに老舗旅館の看板を守ってきた。同館はコロナ禍でのインバウンド需要消滅などを受け、伸長が大きく期待される日帰りサウナ事業への投資を決断。昨年4月にサウナエリアをオープンしている。

【洞窟サウナ】左/白色を基調とした水風呂エリア。暗い洞窟のようなサウナと、岩肌がむき出しになったような洞窟を模した浴場とは大きく印象が異なる凛とした空間。 /洞窟のように照度を落としたフィンランドサウナ。ヒーターはMETOSの「iki」で、セルフロウリュが可能。サウナストーンは、遠赤外線効果と耐久性が高い「KERKES(ケルケス)ストーン」。

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