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49日法要で生きるもの、亡くなったものお互いを想う気持ちを知って

親族の49日法要に行って来ました。和尚さんのお話しで「故人はこの念仏でこの世から浄土に旅立たれました、故人も生きている人の平安を願うお互いを思う気持ちがある」と話されました。

男兄弟でしたので私が家庭を持ってからは年1度正月に会う程度でした。故人の思い出話ではクルマ好きで色々な所に出かけ楽しんだようでした。

読経を聞きながらウトウトしていると「兄貴は人生を楽しんでいるか?!」の声が聴こえました。私は弟と違い1つの職場でジッとして居らず意図的か予想外の離職が多くありました。

30分位お経を聞きながら自分の過去の仕事の離職のことが浮かびました。病気や事故と違い個人の努力で防ぐ事が出来ずに瞬時にやってくるものではなく、相手の意志で人生の流れが変わります。

大半は離職勧告を受けた翌月に再就職先が決まりましたが1件は給与面から全く決まらず1ヶ月間無職期間がありました。

人生に無駄なことは起きないと思っていますが、就職活動をしても全く決まらないと焦りから妥協する気持ちも理解出来ました。

転職の度に学びはありました。細かい事を訴えるより、まずは1日も早く仕事をマスターして一人立ちして上司との信頼関係を築く事を念頭に置いて「与えられた場所で花を咲かせる」様に努めたて人生最後の職場にしたいと思っている。

そんな事を涅槃に旅立つ故人と対話したような気がします。

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