自分の拘りも大切だけど人の声を聴くのも可能性を広がるかも!
やりたかった障害者支援(介護)職に就いている時に「あなたは高齢者介護の方が合っている」の声を聴きました。
それまでの約30年間各種の障害を持った方と出会い念願の障害者支援の仕事に就いる時期でしたので軽く聞き流しました。
その後の加齢で夜勤がキツくなり、障害児支援の仕事に変わりました。予期せぬ離職となって生活の為に転職エージェントと話して高齢者介護職に就きました。
高齢者施設に就いたきっかけが身近な方の介護の方が多くて、ある程度高齢者と面識のある方も多くいました。
私はと言えばこれまでの数十年の経験で障害を持った方との関わり方があるので不安はありませんが高齢者との関わりは余りありませんでした。
高齢者施設が苦手になったのはアルバイト先の大手の高齢者施設の役員が入社時に高圧的態度で説教をされて、そこで馴染めずに数回の勤務で辞めたことがきっかけでした。
社員として応募した先は別の大手介護会社でしたが、面接官の課長の口調の優しさが決めてで入社を決めました。
資格は持っていましたが、初めての高齢者施設ではスタッフの口調が厳しく感じましたが生活費の為に何とか仕事を頑張ろうと思っていました。
精神的にダウンして、時同じくして病が見つかり手術で二重三重のストレスが重なり初の高齢者施設は4ヶ月で離職しました。
その後の高齢者介護施設の平均介護度は2.2で最初は3.5で全介助の方も多く、入浴や食事のそれぞれに厳しい方が居て経験を積んだ今見直しても大変だったと思います。
反面最初に厳しく指導して頂いたお陰でその後の高齢者介護がスムーズに出来ました。初めて方は全介助を基本にして介護比率を下げる対応で上手く運びました。
合わせて障害者介護では重度障害の方の担当がメインでしたので重度の認知症の方もその延長として目の動きや身振りから次の行動が想定出来るし、何となく親しみが持て相手の方の安心感につながるように感じました。
高齢者(施設)が苦手になった要因の役員の大きめ且つ高圧的の口調や態度は反面教師となって現在の高齢者介護に役立っているように思います。
どんな時でも「ゆったりと優しい口調と態度」で接する、自分が受けた嫌な思いは絶対人にしない。そんな思いで現職に生かしています。
5月からこれまでの半日/1日デイサービスから施設に移動になります。デイサービスは苦手な送迎や個別記録、レクなどがありました。
半年の経過で苦手意識はあるものの対応可能になったように思います。ただ初めて時間内のお迎えはまだ苦手意識がありますが「利用者様の安全を第一に楽しく移動出来る」様にスモールステップしたいと思っています。
つい先日、銀行をセブン銀行から大垣共立銀行に変えたり以前通った栄の町並みも変わって行くように自分も少しづつステップアップしていきたいと思っています。