職場で思いが叶わないなら、どうすれば実現するかを創造する!
今の介護会社に勤めて3年目を迎えますが重度訪問介護で2つのタイプの方の訪問がありました。
意思伝達可能な利用者さんの指示で身体介護や生活介護を行う方、重度知的障害で見守りを中心に行う方がいます。
2年の経験で前者の身体介護をメインとする介護が苦手で食事つくりが出来ない事に改めて気付かされました。
幸運的に後者の方の介護がメインで続けられたように思います。この先を考えて発達障害・強度行動障害者を受け入れる施設への移動要望を出しました。
要望が叶うかどうかや、いつ実現するかは会社任せになります。1つの選択肢で転職もありますが現時点では満足する訪問介護です。
いざと言う時を含めて現状で「発達障害・強度行動障害」を深く学ぶ方法を試行錯誤しています。
本当に当事者と交流から学ぶ事が重要と思います。今出来ることを行っていますが講演やグループで学ぶのは割高になるので無料のメルマガや無料講演で学んでいます。
第12回中日健康フェア2024
講演「互いに理解し、ともに生きるために」
発達障害の当事者でアナウンサー
小島慶子さん
発達障害は大きく分けて3つです。ADHD(注意欠如多動症).ASD(アスペルガースペクトル症).LD(学習障害)
1.発達障害に関わらず十人十色なので一括りにしない、可哀想と思わない。2.障害は個性ではない、それは社会がそれに追いついていない。
当事者の講演はとても学べる事が多いです。
副学長 柏倉秀克先生
知的障害と発達障害
人を障害名で判断せず人を理解するために障害名を参考にする。
発達障害の特性と対応の復習が出来ました。
聴覚障害
私が福祉に興味を持ち初めて出会った障害をもったのが聾者でした。
先天性と中途障害、手話と要約筆記
スマホに文字を書いたら読話で口の形で読み取るコミニケーションがあります。
視覚障害
盲導犬
点訳サークルや盲ろう者ガイドヘルパーの経験を懐かしく思いだしました。
「見える人の美しさと見えない人の触覚から感じる美は異なるので、押し付けない。」
「日本では音声信号や点字ブロックが普及しているが欧米では困った人が居たら周りの人が声を掛かる」は印象的でした。
盲ろう者
愛知県の盲ろう者協会の立ち上げで当事者と関わりました。
ろうベースか盲ベース(聞こない→見えない/見えない→聞こえない)によってコミニケーション手段は変わり指点字、触手話などがあります。
ALS、筋ジストロフィー
視線入力装置などてコミニケーションを行います。研修での経験はありますが文字盤をコミニケーションにした方の支援経験はありません。
「耳は聞こえるので大きな声でしゃべらなくていいです」と当事者の声はいい気づきになりました。
今回はコミニケーション方法を持った方との共生でした。重度知的障害で話す事が出来ない方との関わりが自分のテーマであり課題です。
支援経験で学び自分では当たり前の事が一般の人では知らない事に気づき学べる場であったように思います。
気づいた事や学んだ事を伝える大切さに気づきました。
講演「「認知症」と、ともに。〜希望を持ち、自分として支え合うために〜」
こちらは愛知県の大村知事の挨拶がありました。障害は福祉局 福祉部 障害福祉課が担当して、高齢者は福祉局福祉課 地域包括ケアが担当していますがアプローチの仕方が異なっていました。
高齢者介護はあまり乗り気のない職種でしたが予期せず高齢者介護会社に就職して認知症の方と関わる事から更なる関心を持つきっかけとなりました。
当事者(認知症希望大使)の講演
認知症希望大使の存在を知りました。認知症になってから復活するまでの話しで引き込まれました。
復活の意味は認知症が治る事ではなく、認知症を抱えながらもサポーターと共に日常生活の不便さを減らすことでした。
当事者には暗いイメージがありましたがユーモアで活発的な発言で自分の偏見に気づきました。
認知症になったは何も分かなくなったり何も出来なくなるのではなく1つの病気と捉えて人として見てほしいは強い感銘を受けました。
パートナー企業(つばめタクシー)紹介
つばめタクシーの取り組みが紹介されました。知人の介護士がツバメタクシーに転職された事が思い出されました。
当事者の娘さんのいとうまい子さん講演
「ショックは海馬に悪影響を与えて短期記憶を無くす」と聞いて大阪での過去の経験を思い出しました。
工事現場を監理している時に土地柄からのすれ違いのストレスから物忘れを頻繁した時期を思い出しました。
受診結果は異常なしでストレスからの短期的な症状と言う事でしたが診断書を取得して人材派遣会社の担当営業に連絡をしました。
それを理由に他の派遣先に出向(派遣)が変わり結果的にその会社を離れた経験がありました。
認知症の方の相手を思う気持ちがトラブルにつながったり、こうなったらこうするのゲーム感覚が大切に共感しました。
「入浴を嫌がる事への家族介護はどうしますか」の質問の回答のお風呂へ行くまでとそこからの対応もとても参考になりました。
認知症予防については寝たっきりにならないために下半身を鍛える事が大切で喫茶店に行くことがいい影響を与える。
ロボットのこと
30cmくらいの卓上ロボットでスクワットをしてもらえるために何度か繰り返して言ってもらえる。スクワットを行うと医師や家族に連絡が行く機能がある。
1人きりにしない事が大切、周りが手を差し伸べる環境が必要。家族より関係性が薄いヘルパーがいい事もある。
初心を思い出して
障害者と認知症の講演を聞いてそれぞれの特性ありきではなく、その人が居てその中に「障害」なり「認知症」がある。
その人を理解する一助としてそれぞれの特性理解と支援方法の習得が必要不可欠かと感じています。
当事者と関わりや声を書く事も忘れていけないことかと思っています。