魂の退社
会社を辞めるということ。
稲垣えみ子著
私は今の職場の社長が倒れたり、「事務所解散!」となったときに路頭に迷うことが確定している。
もしかしたら社長のツテで再就職先を紹介してもらえるかもしれないけど、その可能性はないという前提で日々暮らしている。
そもそも高卒で本当に安い給料で働いていて夜かけもちでアルバイトをしていたところに今の社長が訪ねてきた縁で10年以上お世話になってきた。
これ以上ラッキーなことはないと思っている。
そんな中でもやはりこの先のことを考えると不安が拭いきれない。恥をしのんで再就職をお願いするのか?何度も考えたが、これ以上甘えるのも気が引けるし、何よりやってみたい仕事が色々ある。
販売やファミレスのアルバイトもしてみたい。
高校の時は宅配ピザのピザを作るバイトと牛丼チェーン店をかけもちしていた。それ以外はずっと事務員だから、色々してみたい。
そうなると収入がとんでもなく下がってしまうから、そうなったときの心持ちを知れたらなと思い、この本を読んだ。
著者の暮らしも別の記事などで拝見したことはあるが、自分にも出来るのではないかなと安心することが出来た。
意外と大丈夫ってそう思える内容だった。