“いじわる”の反対側にいる人
わたしがこの世で最も遠ざけたいものは、“いじわる”です。
言葉はもちろん、人の話に対する笑い方や目線、表情、そういう小さなものに滲み出てしまういじわるさを感じたら、すぐに逃げ出したくなります。(そしてこれまでの人生経験上、わたしはそういったものにすごく敏感なんです)
人を不快にする気持ちを、わざわざ余計な一言や表情を使って表現してしまうその心の乏しさを、とてもとても哀れみます。
でも、この世界にはそれと全く正反対の側に立っている人がいます。
いつも相手の心を柔らかくするような言葉を付け加えて、
いつも人を優しい気持ちにさせる瞳で語りかけ、
穏やかな木漏れ日のような笑顔のまま、そっと背中を押してくれる人。
寂しそうな人がいれば肩を抱き寄せ、
その場の全員の心理的安全性を確保してくれる人。
謙虚な心を持ち、常に感謝を伝えることができる、真の知性を持つ人。
ナムジュン、あなたが生きてくれているだけで、わたしがどれだけ幸せでいられることか。あなたの笑顔を見るだけで、どれだけ心が平静になることか。
あなたの存在が、この世界の“いじわる”から、そしてわたし自身の中にある“いじわる”からさえも、守ってくれているんだよ。
いじわるの反対側にいる人。わたしの心を守ってくれる人。わたしは、あなたが生まれたこの大切な1日を、ただただ祝福しています。
心からおめでとう。生まれてきてくれてありがとう。