Episode 220 参加者みんなに感謝です。
予てよりこのブログの中でも話題にしていた発達障害者の自助サークルのファーストミーティングを開催しました。
私たち発達障害者は10~20人にひとりの割合でいる…と言われながらも孤独な存在です。
先ず、外見で判断できないこと。
気が付いていない人も多いこと。
そして、公表したくない人もいること。
潜在的にはいるハズの発達障害者も、ひとりひとりを取り巻く環境は圧倒的なマイノリティで、この感覚のまま職場で雑談できる相手なんか基本的に誰も居なくて、家族にも分かってもらえる人がいない場合も多くて。
だから、生活や仕事についての悩みなどをフリーで話せる「場」を作りたい…という思いがあったのです。
当日の会場には私を含めて7人が集まり、こじんまりとしながらも輪になって話すには丁度いい感じだったと思います。
テーマを決めずに会話が始まり、しばらくして参加者のひとりが「会話に入るタイミングが分からないんです」という話をしました。
私は「まるで長縄跳びに入るタイミングが掴めないように…」というたとえ話で「!」と思うのです。
その話は分かる、ここでも以前に同じたとえ話をしたぞ…と。
これは私の中で、すごく大きな出来事でした。
回りに誰もいなくて…少なくても同じ障害を持つと分かっている人がいなくて、誰にも話せなくてひとりで抱えてブログにぶつけていたその感覚と、全く同じことを言う人が目の前にいる!
もうこれだけで「やって良かった」…そう思えたのです。
発達障害は病気ではありません。
でも、病気だと思われているフシがあると思います。
心の病…二次障害とも複雑に絡み合い、言うに言えない環境があるのだと思います。
それだけに、言える環境が欲しかった、そして繋がるという感覚が欲しかった。
目の前に同じように感じている人がいて、話しが出来ることに感謝する。
この出会いに感謝して、次回につなげようと思うのです。
旧ブログ アーカイブ 2019/4/22
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