HOTAS

AS系ASD当事者のあれやこれや。 自閉スペクトラム症(ASD)で精神障害者保健福祉手帳(3級)を所持しています。 先ず私のことを知ってください。

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マガジン

  • Dark Grey Rainbow

    視覚優位・三次元映像認知タイプのASD当事者が書く「日常生活」コラム。

  • Dark Grey Rainbow -フリーレン-

    大ヒットマンガ「葬送のフリーレン」を、興味本位で自閉 (Autism) 的に深掘りしてみるシリーズ。

  • 【見上げる】

    Instagram 投稿の一行詩。

  • Dark Grey Rainbow -トナリノシバハアオイ-

    Dark Grey Rainbow からのマガジンカット。「欧米文化」と「日本文化」がASDに与える影響についてのあれやこれや。

  • Dark Grey Rainbow -オトギバナシ-

    Dark Grey Rainbow からのマガジンカットです。 ツバメと白鳥をモチーフにして、ASD男女と定型社会との関係性を考えます。

最近の記事

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索引(index)#1

この索引(Index)は 1ページ目です。 ここでは主に発達障害(神経発達症)と社会の関係や、発達障害(神経発達症)を持つ私の特徴を扱います。 発達障害(神経発達症)を持つ私の過去を振り返るエピソードと、自助会の運営に関する記事は、索引(Index)#2 を参照してください。 Who are You ?(まえがき)Who am I ? #1 当事者目線の記事、書きます。  居住地の新潟で、発達障害当事者会を主催しながらコツコツと書き溜めたコラム記事を元手に副業ライターとし

    • 「ない」が障害を作るのです。

      ツキイチ不定期連載企画の「『葬送のフリーレン』の Autistic(自閉の民) 的深読み」も、今回で二桁10回目です。 9月末にTVアニメ第2期の制作が発表されましたが、今のところ放送時期は未定…アニメ化されていない部分の考察は、閲覧数の伸び悩みがありましてね。 別に閲覧数に拘っているワケではないのですが、アニメ化などというメディアミックスによる社会的認知度の向上は、やはり「あるなぁ…」とか思うのです。 さてさて、私の「フリーレン考察」は、原作単行本一巻ごとに気になった項目

      • Episode 790 「できない」が固定されるのです。

        あずさ(@41azusayumi)さんとのスペース振り返り記事は、実に今回で第4話…本当に今回のスペースは気付きの多い、実りあるものでした。 いよいよ振り返り記事もクライマックス…でしょうかね。 ここで前回の記事のおさらいをしておくと、AS"D"の (能力的という意味ではなくではなく、社会的な意味においての) 優位性とは、AS"D"当事者が置かれている環境が、そのひとの能力を発揮するに適していた…という「ラッキー」の上に成り立つという、身も蓋もないハナシだったのですよ。

        • Episode 789 ハックが無効で苦しみます。

          まだまだ続く、あずさ(@41azusayumi)さんとのスペース振り返り記事は、今回で第3話。 それほどまでに今回のスペースは気付きの多い、実りあるものだったのだと思っています。 改めて、このトークセッションがどんなものなのか…と言いますと、 …というモノでして、その対談テーマが、 …というモノだったのです。 前回までのお話しは、Autistic × Allistic(非自閉の民) の関係性で、Autistic がパワーバランス優位側に立った時に起こり得る「パワハラ/

        • 固定された記事

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          Episode 788 だからゴリ押しになるのです。

          さてさて、今回もあずさ(@41azusayumi)さんとの対談スペース振り返りです。 前回は、Autistic(自閉の民) が「モラハラ的加害者としてのAS"D"」になってしまう…その背景に「優位に置かれたパワーバランス」の存在がある点を指摘したのです。 そして、それを外から眺めたときに見えるのは「パワハラ/モラハラ怪獣」としての人物像であり、「パワハラ/モラハラ怪獣」になる理由がAS"D"者の資質にあろうが、NPD (=自己愛性パーソナリティ障害という別の部分が原因だろ

          Episode 788 だからゴリ押しになるのです。

          Episode 787 外から見ればモラハラです。

          3ヵ月ごとにやりましょう…などと言いながら、なかなか予定が合わず、それでも年に2回ほどの「(不)定期開催」が実現している、あずささん(@41azusayumi)とのスペース対談が、10/14に実現しました! お互いに Autistic(自閉の民) である、あずささんと私ですが、その考え方や行動は「真逆」と言っても良いくらい似ていません。 だからこそ、発見が多くあるトークセッションなのだ…というのが私の認識ですし、おそらくあずささんもそうなのだと思います。 そんなふたりの対

          Episode 787 外から見ればモラハラです。

          Episode 786 「ガワ」だけ受け入れてしまうのです。

          10月も半ば過ぎ、今年も「ハロウィン」の季節です。 10/31がハロウィンの当日、それに向けた「お祭りムード」が日本でも日常になって、もうしばらくが経ちます。 「ハロウィン」って、キリスト教系の行事なのだと思っていたのですが、実はそうではないのですね。 Wikipediaで「ハロウィン」を調べると… …とあり、元々はアメリカ・カナダでのアイルランド系移民による「お祭り/風習」らしく、それがマスメディアの仕掛けにより普及した…が事実っぽいようです。 ハロウィンが伝統的なキ

          Episode 786 「ガワ」だけ受け入れてしまうのです。

          Episode 785 意見の取り継ぎをするのです。

          去る9月22日に行われた、発達障害当事者協会が主催するイベント「発達障害当事者会フォーラム2024 in 東京」は、大きな盛り上がりを見せたようです。 私は残念ながら参加できなかったのですが、その盛り上がった理由については「発達障害当事者による全国ネットワーク設立」という部分が大きかったようです。 ただ、この部分が報道されるにあたって、「ネットワーク設立」が「組織の設立」として認識されないか…と私は心配していたのですよ。 そして案の定、その心配は現実のものとなったのです。

          Episode 785 意見の取り継ぎをするのです。

          Episode 784 ワクチン接種が必要です。

          一年ほど前に、Autistic(自閉の民) に「単純接触効果」が効きにくい発見があった記事を書いたことがあります。 その時に書いたのは、AS"D"的なコミュニケーション能力の弱さとは、単純に会話の苦手さだけが原因なのではなく、あなたと上手くやって行こうとする行動の弱さもあった…と言うことでした。 「私はあなたの方を向いていますよ」というアピールを定期的に続けることが、関係性の構築には必要な部分があると感じたのです。 それとは別に、適度な間隔を空けた情報の発信や対話の実施

          Episode 784 ワクチン接種が必要です。

          Episode 783 知ろうとするのが大事です。

          今年もはやいもので、10月になってしまいました…と、いうワケで、今月も「『葬送のフリーレン』を Autistic(自閉の民) 視点で深読みしてみよう」の企画で、記事をひとつ書いてみます。 単行本を月に一巻ずつのペースで読み進めて、今回は連載9回目です。 当然、今回のテキストは単行本の第9巻ということになります。 それでは第9巻のあらすじを…。 魔王城のある北の果て「エンデ」を目指すフリーレン一行は、北部高原を進む途中、城塞都市ヴァイゼの近郊で、一級魔法使い試験に合格して昇

          Episode 783 知ろうとするのが大事です。

          Episode 782 発動の位置が違うのです。

          Autistic(自閉の民) は「こだわり」が強い…というのは、実しやかに言われていることです。 NCNP病院 (国立神経・神経医療研究センター) の「自閉スペクトラム症(ASD)」に関するWebには、以下のような説明があります。 前回の記事では、その「こだわり」が、社会一般的に「当に Autistic(自閉の民) 的」とされるであろう事案に抵触するかしないか、それを当事者がどのように感じるか…ということを考えていました。 分かっていても引っ掛かってしまう「こだわり」を自

          Episode 782 発動の位置が違うのです。

          Episode 781 錆びて壊れてしまうのです。

          最近 Xで興味深いポストを見掛けました…はるまき(@41harukaze) さんのポストです。 ハナシのベースになるのは、発達障害者の「擬態」についての表現です。 ですが…このnote記事では、はるまきさんがポストで語った本題を話題にしません。 興味のある方は下にある Xの埋め込みポストからジャンプしていただくとして…。 私はね、このポストのベースになった書籍を読んだ時も思ったのですが、「擬態」の表現方法に誰かが違和感を表明するまで、その違和感の存在に気がついていないので

          Episode 781 錆びて壊れてしまうのです。

          Episode 780 太陽を挟んだ対極です。

          「ハッタツの敵はハッタツ」というのは、以前からよく言われることなのですよ。 でも…ただでさえ社会的マイノリティであるAS"D"やADH"D"なのに、マイノリティの中でも意見がまとまらないのは何でなのでしょうね。 先日、私は「受動と呼ばれるAS"D"の型は、Autism(自閉) の本質ではなく、そういうライフハックを用いた結果である」と実感したハナシをnote記事にしたのでした。 Autistic(自閉の民) で言うところの受動型とは、「どうやって社会をサバイブするか」とい

          Episode 780 太陽を挟んだ対極です。

          Look up at... #31 摩訶不思議な螺旋。

          飯盛山と言えば、「白虎隊自刃の地」として後世に語り継がれる土地なのだが、ここに摩訶不思議な和風建築物がある。 国指定重要文化財「旧正宗寺三匝堂」…通称「さざえ堂」。 「堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっていて、仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっている(Wikipedia「栄螺堂」より)」のだが、二重螺旋構造が外からも見て取れるのはここだけ…らしい。 まっすぐ立っているとは思えない、なんとも奇

          Look up at... #31 摩訶不思議な螺旋。

          Episode 779 知るが不安を作るのです。

          9月になったので、また月1回の不定期連載「フリーレン考察」をしてみたい…と。 今回のテキストはこちら。 TVアニメ版の「葬送のフリーレン」は北側諸国最大の魔法都市であるオイサーストでの「一級魔法使い選抜試験」が終わり、そのオイサーストの街を離れるところまでが描かれているワケですが、フリーレンの旅はまだまだ終わりません。 その第7巻の後半部分から第8巻のザックリしたあらすじは…。 フリーレン一行は北の果てにある「エンデ」を目指し、北側諸国の北部高原を行く…という感じでしょう

          Episode 779 知るが不安を作るのです。

          Episode 778 「ない」の受入れが大切です。

          少し前に「ないものをないままに扱うことの難しさ」を記事にしたことがあるのですよ。 これはアニメーション作品で描かれる宇宙船の中には、存在しないハズの重力が存在するし、重力があるように描かれることに、多くの人は違和感を感じることがない…ということを題材にして、「ない」を想像をすることの難しさをお話ししたのです。 もしかしたら「ある」を想像することよりも、「ない」を想像することの方が難しいのかもしれません。 私のような Autistic(自閉の民) は、「コミュニケーションの

          Episode 778 「ない」の受入れが大切です。